本日またまた冬型か？薄日がさすものの、北風冷たく天気はイマイチなれど、ふと思い立ち、近所を散歩がてらに徘徊・・・しかし、悲しいかな土曜日で、買い出しか？ご近所の仲良し姉さまは、お二人ともお留守。淋しいねぇ～と、思いつつ自宅へ戻る途中、かわゆすなワンコと散歩中の女性発見！
仲良しでも、お付き合いがあるわけでもない人なれど、しばし立ち話と人懐こいワンコさんと戯れ、その勢いに乗り、長靴に履き替え、裏山にふきのとう採りに出かけました。

　本当はちょいと離れた今は無人になった集落まで歩けばふきのとうの宝庫があるのだけれど・・・なにせ昼でもイノシシの闊歩するところ・・・田んぼや農地はあれど、まだ農作業の人気もない場所へ一人で行くのは怖いので、町内の家並みの見渡せる場所だけを歩いてきました。

　ふふふ・・・でも、なかなかの収穫だわっ

今夜はふきのとうの天ぷらよ～
頂き物の蓮根と、冷凍のキスを揚げれば立派な週末の晩餐
もちろん、こんにゃくも食べますわよ～激安ワインも飲みますってばぁ～

　ふきのとうってね、蕗よりビタミン豊富、胃腸を整える効果あり、春先特有のだるさを改善する効果が高いのだとか？

　お金も要らず、自力で食材確保、多少の運動になり、一石三鳥だわぁ～なんぞと大満足で今ほど帰宅したのでありました。。。


　春は嬉しいなぁ～
これからＧＷあたりまでは、裏山には春の恵みがいっぱい！
季節感を美味しく味わいつつ、野菜の購入費が激減。それだけでも家計が助かる恵みの季節こそが、田舎暮らしの特権だわ。。。

　明日の天気はどうだろか？雨や雪さえふらねば、ふきのとうの宝庫へパパに乗せて行ってもらう約束なのです。町屋育ちのパパは山菜採りの役には立たないけれど、イノシシ除けのボディガードにはなりますからねぇ～（笑）

　さて、天ぷらにはちと多い量が採れたので、少しだけふきのとう味噌を作ろうっと

　と・・・ここまで書いたのが、お昼過ぎ。

で・・・その後・・・今ほど、ふきのとう味噌ができましたのぉ～
まだハシリだし、ふきのとうが少ないので、ほんの少し、量にして、小さめのティーカップに一杯ほどだけですけど・・・いまほど小鍋に付いた残りを舐めました。

　うぅ～この香り、この苦味・・・まいうぅ～
二年ぶりかな？去年は確か、天ぷらにしかしなかったので、すっかりご無沙汰だった味に感動しました

　それでは志津流？（実は祖母直伝）な　ふきのとう味噌のレシピをば。

ふきのとうは汚れた下葉をきれいに取り除き、水をはったボールのなかに細かく手でちぎりながら入れます。さっと洗う感じでザルにあげ水を切り、沸騰したお湯にさっとくぐらせ、すぐに流水にさらします。
　西京味噌をほぼ同量程度のお湯で溶かした中に、水を切ったふきのとうを入れ、弱火で焦がさないようにひたすら混ぜ続けます。水分が減り、鍋の中でヘラで固められる程度になったら火を止め冷ましまて出来上がり。
味噌はその家の好みもあるでしょうが、我が家ではおかず味噌を作るには、漉した白味噌に砂糖を足すか、西京味噌を使うかしかしません。お豆の粒などが残る田舎味噌だと豆臭いというのか、ふきのとうの風味が減る気がすると思います。
もちろん、それは好みゆえ、田舎味噌で作るもそれなりだとは思いますが、漉した白味噌でちょい甘味のあるほうが上品に香り良く仕上がることだけは確かです。