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2013年08月15日
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カテゴリ:えっ?SAY
 朝からメチャ煩いんです。
ご近所、裏山、伐採だの草刈りだの・・・今朝は煩いったらありゃしない。
お仕事する人に罪はないのかもしれないけどさ・・・
いくらなんでも、お盆休みの早朝から地響きするほどの騒音って・・・ダメでしょ。。。

おそらく、会社関係とかじゃなく、お盆休みだからこそのにわか仕事?
マジ、迷惑です。

 いわゆる節句働き?

悪いけど、普段の働きの悪い人に限って世の中が静かな日にこそ、

「俺は、頑張って働いているんだぞぉ~おまえら、休みで長閑で良いな、しかし、そうは問屋がおろさねえんだよ~」

な、ノリで、これ見よがしに働く人、身近にもいませんか?

 我が家の裏山、ひどい放置山林なんです。
ところがっ、昨日今日と、なぜか裏山で木の伐採をしている人が居るんです。

 要らぬお節介かもしれないけどさ、

ご先祖様が守ってこられたお山、先代が植えて育てた木なのでは?

それをわざわざお盆に伐採?
罰が当たんなきゃ良いけどね~

 で、ふと私は思い出しました。

私が20代前半の頃のこと。

 お盆に某所の有名な滝に出かけたら、駐車場の渋滞にあってしまいました。
しかも、なぜかお盆の最中なのに、道路脇では激しいエンジン音がしてました。
チェンソーの音。

「おいっ!お盆にゃ、漁師さえ漁に出ないんだってばぁ!私の爺婆は、草花や虫一匹でも、お盆に折っても切ってもならぬ、殺してはならぬと言ってたぞぉ~」

な~んてことを、半ば独り言のようにぼやいていたその時です。

私の車の屋根に大きな衝撃がっ・・・


なんと・・・伐採していた木が、私の車を直撃したのでありました。
幸いにも、左後部座席の屋根の角だったので、怪我はしませんでした。

でも、愛車は悲惨。

 すぐに、60代後半くらいのオジサンが近寄ってきました。
ひたすら頭を下げられ詫びられるも・・・

私「あのね、オジサン、なんでお盆に伐採なんぞするのよぉ~それにさ、すぐにこの木、私の車、動かさないと、他の観光客にも大迷惑だと思うんですけど、話はその後でしょ?」

 オジサン我に返りました。

まわりの方々のご協力により、木は道路脇に寄せられ、私の車もUターンできました。

 で、落ち着いたところで、オジサンに私は尋ねました。

「どうしますぅ?警察呼びますか?」

オジサン、慌てて、ともかく我が家にお越しくださいとおっしゃる・・・
誘われるままに、私はオジサンの軽トラの後を追っかけました。

着いたお宅は、とても立派な旧家風のかまえで、家の前には帰省した親戚家族のものであろう乗用車がたくさん止まってました。
招き入れられた家の中は、私が子供の頃の田舎の家のお盆の景色そのもの・・・

しかし、見知らぬ来客に一同首をかしげるばかりで、オジサンはしどろもどろで事故の経緯を上手く話せない感じでした。
よって私が順を追って説明。

 すると、先ずは、長男らしき男性がマジギレ。

「クソオヤジがっムカッいい年こいて、このお盆に何しとるんや~ええ加減にしてくれっ怒ってるぷー失敗

 続いて、長男の奥さんらしき人やオジサンの息子や娘らしき人が集中砲撃炎

「ホントよ、何やってんだか?」
「どんだけ家族に迷惑かけるのよっムカッ

などなど・・・罵詈雑言の嵐・・・

私「あのですね、ともかく、皆さんのお気持ちはわかるし、私も自分の親がしたことなら同じことを言うと思います。しかしですね・・・いくら怒っても、騒いでも、起きてしまったことは仕方ないですしぃ・・・私は被害者なんです・・・今一番の問題は私の車ではないんですかぁ?」

ところがです・・・その言葉こそが長男夫婦には刺さったのでありました。

長男は逆上、奥さんが代わりに叫びました。

「お義父さん!いったい どうするんですっムカッだだでさえ物入りのお盆、家計だって楽じゃないんですよっ!工場のことだってどうするの涙ぽろり 全部、いつでも・・・お父さんが悪いんじゃないですかっ!どうして、私たち夫婦ばかりがいつも辛い思いするのですか?この際ハッキリきちんとして下さい!私、もう我慢に堪えません!」

 オジサン、ひたすら家族の罵声に耐えて無言でした。

しかし、治まらない家族の怒り・・・

そこで私は言いました。

「あの・・・突然ですけど、ファミリー共済とかはお入りですか?私、職業柄というか、ちょいと詳しいもので・・・いえ、実務経験が少しあるんです」

長男「えっ?今、それが何の関係あるんですか?」

私 「あのね、交通事故じゃないから、自動車保険は使えません。でもね、こういう場合、もし、傷害保険の家族パックみたいなものにお入りなら、保険で解決できると思うのでお尋ねしているのです。農協の共済とか損保会社の共済とか、なにかご加入されていませんか?」

長「えっ・・・は、入ってますぅ・・・そう言えば・・・ただ・・・あれ、ボクが入っているだけで・・・オヤジじゃないです」

私「あの・・・すみませんが、その保険証書とか説明書等を拝見するわけにはまいりませんか?」

長「はぁ・・・それはかまいません・・・でもぉ・・・役に立つかな?」

私「だから、見せてください。内容次第です」

 幸運にも、それは、確かに日常生活の中での不慮の事故や物損の補償をする保険でした。

私「大丈夫です。これなら、補償されます。しかし・・・ご相談と、お聞きしたいことがあります」

長「なんですか?」

私「あなたは今日、どこかに出かけられましたか?たくさんの人に会いましたか?1時間前は何しておられましたか?」

長「えっ・・・ボク・・・家に・・・」

私「あのね、それは違いますよね?お父さんと一緒に山へ伐採に行っていたのではありませんか?
ですよね?家にはいなかった・・・そうではありませんか?よく考えてくださいね、答えは一つなんですよ」

長「は・はいっ!そうでしたぁ~ボ・ボクが、いえ、ボクも、山へ行っていたんです・・・ボクが木を切りました・・・そうです、そうです・・・で、そこにオヤジもいましたが・・・オヤジには任せられないので、ボクが手を出しました・・・は・・・はい・・・そ、その・・・」

私「はい、その通りですよね?あなたはお父さんにその場を任せようとしただけ、とりあえず家族に知らせるために、先に帰宅したんですよね、だから家に居たんですもんね?」

長「は・・・はい、その通りですっ!」

私「はい、私もそう思います。いえ、そのはずだと思います。じゃ、保険の代理店さんに連絡付けましょうね~みなさん、全員が今の通りに言うんですよ!わかりましたね!
で、その保険屋さんはお知り合い?ご親戚?」

長「はい、親戚ではありませんが古い付き合いで、ウチの自動車保険とか、火災保険とかを全部任せている近所の人で、親戚身内同然の人です」

私「じゃぁ~良かった・・・すぐに電話してきてもらって下さい」

 代理店のオヤジさん到着。なんと用意周到なお方・・・

オ「まぁ~このたびは災難でしたねぇ~まっ、後は私にお任せを・・・あなたのお車はこちらの知り合いで直します。でも、このレベルだとかなりかかるし、その間、代車がなければ、あなたも通勤などにお困りになるでしょ?第一、あなたが今日、ご自宅へお帰りにもなれませんよね・・・で、今、ボクが乗ってきた車でとりあえず、今日の所は御引き取り願えませんでしょうか?」

 とな・・・できるオヤジさんだっ。。。

 しかし、その車を見て私は仰天!なんと、まだ後部座席にビニールがかかったまんまのピカピカの新車。

私「あのぉ~お気持ちはありがたいんですけど・・・こんな新車、私 困ります・・・不安です。それに自動車保険の問題もあるでしょ・・・嫌です・・・」

オ「あははっ!話のわかる方で良かった!実はね、これ、ついこの間納車されたばかりの私の会社の車です。ご安心を、社用車ですから保険はすでにオールカバーですよ。安全運転にさえ努めていただければ、あなたには何の問題もありません。ただ・・・私が少し不便で、淋しいだけです。どうかご遠慮なく、私は義理も人情も、責任もある代理店です。こうでもしなければお盆休み中だけにレンタカーも無理だと考えてのことですから・・・」

 で、その後2週間ほどたってのことだったか、オジサンと長男さんが二人で、私の車を届けにきてくれました。
お話を聞けば、どうもお父さんの経営する工場の経営が不振で、生活の足しにと、自分で持ち山の木を切り出していたらしいのです・・・

長「今回は本当にすみません、申し訳ありませんでした。しかも、こちらの出費のことにまでお気遣いくださいまして、感謝してます。せめて手土産に有名店の菓子折りくらいとも思ったのですが・・・
正直、お恥ずかしい限りです・・・高速代までケチって一般道で来たんです(汗)そのかわりと言ってはなんですが・・・これ、私の会社の在庫商品で誠に失礼なんですけど・・・色々お持ちしましたので、もしご迷惑でなければ、普段着の足しにでもして下さればと・・・せめてものお礼とお詫びのしるしです。どうかお受け取りください」

 と、大きな段ボール箱を下さいました。
中身は、Tシャツ、トレーナー、スポーツウエアなどが、たくさん入ってました。

 その後、私は何年、普段着買わずに済んだだろ(笑)

 昔の話で、私はほとんど忘れていましたが、今早朝から、昼過ぎてもまだ喧しい裏山の伐採作業の音で思い出して書きました。

 
以下は通常日記です。

 私、ここ数日、チープなお買い物にハシゴしたり、家でも、あれこれ細かな作業や、常備菜作りに、妙なハイテンションで励んでました。

 ハハハ・・・予知能力なのか?はてまた、その過剰なハイテンションこそが、原因だったのか?
今朝、パパの帰宅にさえも気づかず、あまりの辛さから、うたた寝のまま爆睡してしまい・・・用意はしてあったけど、パパの朝ご飯が出せませんでした凹
まるで、パパが不貞寝したのを見計らったかのように、愛猫キッチに、

「腹が減ったぞ~早く飯くれぇ~」と、ばかりに、起こされました(汗)

さぞや、パパは怒ってたんだろな・・・
昼に起きてきたパパに、私は恐々 謝れども許してもらえず・・・雫

ならば、起こしてくれれば良かったのにと私が反論したことにより、喧嘩になりました(苦笑)

 我が家、例年そうなんです。お盆にゃ必ず、夫婦喧嘩が勃発するのです。

 ことのほか暑さに弱い私と、暑さにも寒さにさえも愚痴ボヤキと八つ当たりだらけのパパですからねぇ~もしや、必然的に起こることなんだろか?

 いや、それもあるだろが、今年の異常な暑さと、裏山の作業の騒音のせいってことにしておこうっと…(苦笑)

 大丈夫、パパも最近悟ってきたので、長くは怒りません。

 今から、パパのご機嫌直しに、大学芋でも作ろうと思います。

はぁ~~~暑いし、疲れるし・・・すごい騒音・・・

こんなんじゃ、体調不良でも寝てもいられません。
パパだってその腹立ちも手伝っての激怒だったのかもしれないし・・・

と、ここまで書いたのが、昼の事でした。

ところが先ほど、あまりな誤字を見つけたので、直しついでに夕方の追記。

 先の日曜、農協産直所で1袋120円 小さく痩せたサツマイモばかりの袋を買いました(笑)
 一口大に切ってから、ラップをかけてレンジでチン。
その後、油で揚げて、キッチンペーパーで油を切って、激安梅酒に砂糖と、塩・醤油を少々入れて煮切った鍋に揚げたサツマイモを入れて絡めました。

 甘酸っぱく、梅味の大学芋が大皿いっぱいにできました。

ハハハ・・・芋好きのパパ、先の怒りもすっかり忘れたのか?むさぼり食べて、ご機嫌はかなり直って、「日が暮れたら起こしてくれ」と、言い 寝室に消えました(笑)





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最終更新日  2013年08月15日 17時32分57秒
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