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私は近年ようやく気が付きました。 子供の頃、祖父から聞かされた話の真実に・・・ 私が物心ついた頃の祖父の仕事は自称 書家でした。ただし けして展覧会に出品するような芸術家ではなく、早い話が毛筆の代書屋でした。 ただ、私は幼心にも、祖父から聞いた話をけして誰にも口外してはいけないのだということだけは理解できました。 祖父は私が高校1年の夏にわずか数日 自宅で寝込んだだけで逝きました。すでに私が世の中のことをかなり理解できるようになった時点で子供の頃聞かされたような話はしなくなっていましたが、私はけして忘れることはありませんでしたし、誰にも他言はしませんでした。
私がいろんな話を聞かされた頃の祖父には、まるで隠密行動のような怪しいことが多々ありました。普段の買い物や野暮用にさえ自宅の敷地内からめったに出ないのに、なぜか決まって月に1~2回家を空けどこか遠くへ行っているようでした。 けして仕事を貰いに行く風でもなく、出来上がったものを届けに行く風でもなく、皮の書類カバンひとつを持ち・・・
祖父は思想家だったのだと・・・ ハッキリ書けば、今でいう日本会議に反対の思想の持ち主であり、何らかの活動をしていたのだと・・・ 私には何の力もありません。しかし それは当時の祖父も同じだったのではないか?おそらくただ書くことしかできなかったのだろうと思います。 自国を守るという名目で軍備増強をしてはなりません。 再び愚かな戦争をしてはなりません。 未来を担う子供たちに「この国を守る」なんぞと掲げた軍事教育をしてはいけないのです!!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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