くらヒン わが家の年末年始
わが家に煙突はありません。だから煙突掃除はしなくて良いですが、煙突がないからわが家にサンタさんが来ないのだそうな?残念トナカイとそりを停める大きな車庫とサンタさんがゆっくり休める暖かいお部屋はあるんですがねぇ・・・と、くだらない書き出しなれど・・サンタさんが来なくともみんなにお正月はもれなくやってきますから安心しましょうさて、今年もあとわずか・・・例年ならばそろそろ御節の用意を始めるところなのですが、今年は不景気で家計苦もあり・・・いくらも、数の子も鮭も鰤もない年越しになるやも・・・でも、お餅、蕎麦と鶏肉豚肉ハム類の備蓄はすでに完了今回のブログ隊のお題は「ご当地の年末年始」だそうな・・・ご当地と言っても最近は地方色は少なくなったかも?そこで私は他家のことがあまりわからないので、我が家のことだけ書きます。先ず、わが家は年末の仕事納めが31日の朝です。普通の朝ご飯を食べ、愛車の洗車とワックスがけをしてかる~い昼食、その後昼寝をして、夕方早めに忘年会と称して私はビール、パパは飲めないのでなぜか必ず三ツ矢サイダーで乾杯(笑)「一年、お疲れ様でした!来年もよろしく!いただきます」って夫婦で言い合うのが決まりです。ここで忘れてはいけないのが仏壇、ここにもちゃ~んと忘年会のお料理を小皿に盛り付けます。年越し蕎麦も供えます。忘年会のメインデッシュは、ビーフカツと山盛りのサラダ。白身魚か鶏ササミの昆布〆と決まってます。ビーフカツは結婚して最初の大晦日のリクエストメニューだったのが定番化しました。昆布〆とは、前日か前々日に作ります。ウチは福井ですけが、石川、富山では宴会や正月の肴として作る方が多いと思います。酢で洗った平たいだし昆布の上に、薄切りの刺身を敷き詰めて薄塩と柚子のみじん切りを散らします。その上に昆布を重ね、数回同じことを繰り返し、いわゆる昆布で挟んだ塩味の刺身のサンドイッチ状態かな?昆布の味が染みるようにキッチリと押してラップで巻き包み冷蔵庫で寝かし、1日以上経ってから食べる物です。昆布は食べません、挟んだ刺身だけをほんの少しの醤油とわさびを付けて食べます。昆布の味が染みてとっても美味しいのです。たいていは鯛や平目で作りますが、マグロの赤身や中トロでも美味しいし、ホタテの貝柱や刺身用の鶏肉で作ることもあります。その後、食事の〆に、温かい蕎麦ではなく冷たいおろし蕎麦を食べるのが我が家流です。(おろし蕎麦はたぶん、福井独特の物で、茹で上げ水でさらした蕎麦を小ぶり深鉢か皿に盛り付け、その上から、大量の大根おろしと昆布だしの利いた醤油だしを混ぜた物をぶっ掛け、好みにより、鰹節や刻みネギを入れて食べるのが一般的)蕎麦を食べ終わったらば着物に着替えて先ずは氏神様の賀茂神社へお参りに行き、その足で、福井市内中心部にある佐佳枝廼社(通称 さかえみやさん)へ行き、賑やかな初詣の雰囲気を味わいつつお参りをして、縁起物と交通安全のお札を買うのが毎年恒例になっています。して・・・帰宅後、今度はおせちを仏壇にお供えしてから、夫婦で新年の挨拶をしてまたまた乾杯。でもこれは食事と言うより、音楽を聴きながらの寝酒かな?(笑)その後明るくなったら布団に入って寝る。そして、元日のお雑煮とおせちはわが家では1日の夕方です。これが、ほとんど違わず毎年繰り返されるわが家の年越しです。特にこだわりはありませんが、わが家では年越しは、毎年同じことを続けることにこだわってるかな?その思いはひとつ。より良い一年を願い祈る気持ちあれど、同じことを繰り返すことで、前年に引き続き大きな不幸無く、ぼちぼち、そこそこな平和が続きそうな気がするから勝手にこだわってます。お題とは少しずれたかもしれませんが・・・ともかくわが家の年越しを書きました。小林製薬 暮らしのヒントお知らせ隊