|
テーマ:日本の歴史(1079)
カテゴリ:ユニークな日本
僭越ですが、聖徳太子になったつもりで、聖徳太子がお釈迦様に語りかけられる様子をイメージしてみます。何回かにわたって書いてみます。
###################################
お釈迦様、あなたは、神々が住まい修行されている霊峰ヒマラヤ山脈の麓のシャカ国の皇太子でした。私は日出ずる国日本の皇太子です。あなたが生まれた時、全人類を救う覚者になるか、全インドを徳で統一する転輪聖王になるかのどちらかだと、賢者に予言されましたね。
あなたは、人はなぜ苦しむのか、人を苦しみから救う道はないのかと煩悶され、生老病死に苦しむ人間を救うため出家し、6年間苦行されました。
苦行は悟りの因にあらずとされ、中道(和)を採り、乳粥の供養を受け、菩提樹下で坐禅し、覚者釈迦牟尼仏シャカムニブツとなられました。
しかし残念ながら、あなたの祖国シャカ国は、超大国マガダに攻め滅ぼされてしまいました。 かつて弓矢の勇者であられたあなたは、弓矢を取り騎馬でマガダ国を攻め滅ぼすことをなさらず、苦悶を超克して、こう言われました。
「恨みを抱く人たちの中で恨むことなく、安らかに生きよう。恨みを抱く人たちの中で、恨むことなく暮らしていこう」。
「勝利からは恨みが起る。敗れた人は苦しんで終わる。勝敗を捨てて、安らぎを大切にした人は、安らかに終わる」。
あなたは、転輪聖王の道を選ばず、自らは家々の戸口に立ち、無言で食を乞い、争いに明け暮れ、生老病死に苦しむ人々を救う覚者となられたのです。未来永劫にも人々を救う覚者となられたのです。合掌・・・
次に続きます やまと こたろう ランキングに参加しています。よかったらクリックお願いします。 ↓ ↓ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023.08.16 13:12:14
コメント(0) | コメントを書く
[ユニークな日本] カテゴリの最新記事
|