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正法眼蔵読解&世界におけるユニークな日本文明

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2026.01.20
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カテゴリ:正法眼蔵

『正法眼蔵』原文〕

 生死去来は光明の去来コライなり。

 

超凡越聖は、光明の藍朱ランシュなり。

 

作仏作祖は、光明の玄黄ゲンオウなり。

 

修証はなきにあらず、光明の染汚ゼンナなり。

 

草木牆壁ショウヘキ、皮肉骨髄、これ光明の赤白シャクビャクなり。

 

烟霞エンカ水石スイシャク、鳥道玄路、これ光明の廻環カイカンなり。

 

自己の光明を見聞するは、値仏チブツの証験なり、見仏の証験なり。

 

尽十方界は是自己なり。是自己は尽十方界なり。

 

廻避の余地あるべからず。

 

たとひ廻避の地ありとも、これ出身の活路なり。

而今ニコンの髑髏ドクロ七尺、すなはち尽十方界の形ケイなり、象ショウなり。

仏道に修証する尽十方界は、髑髏形骸ケイガイ、皮肉骨髄なり。

〔『正法眼蔵』私訳〕

生まれたり死んだり去ったり来たりするのは、

光明が去ったり来たりするのである

(生死去来は光明の去来なり。) 

凡夫や聖者を超越するのは、光明の青や赤の彩イロドりである。

(超凡越聖は、光明の藍朱なり。)

仏となり祖師となるのは、光明の黒や黄の彩りである。

(作仏作祖は、光明の玄黄なり。)

修証(修行即悟り)はないわけでなく、光明の汚染である。

(修証はなきにあらず、光明の染汚なり。)

草木や牆壁も、皮肉や骨髄も、みな光明の赤や白の彩りである。(草木牆壁、皮肉骨髄、これ光明の赤白なり。)

煙や霞も、水や石も、鳥道(鳥の行く道なき道)や玄路(相対を超えた奥深い境地へ導く道)も、みな光明のぐるぐる廻メグりである。

(烟霞水石、鳥道玄路、これ光明の廻環なり。)

自己の光明を見たり聞いたりするのは、

仏に出会った証しであり、仏になった証しである。

(自己の光明を見聞するは、値仏の証験なり、見仏の証験なり。)

〔第五十三『梅華』の巻に、「見仏といふは、作仏なり」とある。〕

尽十方界はこの自己であり、この自己は尽十方界である。

(尽十方界は是自己なり。)

回避しようとしても回避する余地はない。

(是自己は尽十方界なり。廻避の余地あるべからず。)

たとえ回避する余地があったとしても、それは全ての束縛を脱して悟りの境地に入る、進むべき仏道の道である。

(たとひ廻避の地ありとも、これ出身の活路なり。)

今のどくろの七尺の身が、

すなわち尽十方界の形であり、すがたである。

(而今の髑髏七尺、すなはち尽十方界の形なり、象なり。)

仏道で修証する尽十方界は、

どくろ骨格・皮肉骨髄のこの身のことである。

(仏道に修証する尽十方界は、髑髏形骸、皮肉骨髄なり。)

                    合掌






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最終更新日  2026.01.20 08:53:14
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