テーマ:航空業界(1764)
カテゴリ:おてまみ
こんにちは。
私は今サンフラ何とか という所に来ています。 ここは、意外なことに 寒くて、私はうすい洋服しか持って来なかったので、あせって スーツケースに入っている服を全部いっぺんに着こなしました。 外国に来て一番困るのは、タンスを持っていけないことです。 私はアメリカに来る時は 洗剤とかカリフォルニア米とか便座とかマヨネーズとか電話機とかスパイダーマンとか欲しいものがたくさんあるので、スーツケースはカラに近い状態がよく、服は2の次となります。 で、今回のように 意外にも寒かったりすると、2日分の服をまとめて着たりするはめになり、2日目は、重ね方を反対にして おしゃれを楽しみます。 でも今日のようにさぶ風がビュンビュン吹いていると、いくら全財産をまとっても追いつかなくて、道をすれ違う人から洋服が違うと注意され、しぶしぶその辺の店で服を買うはめになります。 ところで、成田からここサンフランシスコまでは 飛行機の中で夜を迎えるのですが、だいたい映画が終わる頃には 客室は真っ暗となり、お客様はむねむねとお休みになります。 そして、到着の2時間くらい前になると、人々を起こしてパンを お配りするのですが、いつも面白いと思うのは、ほとんどの人が 最初の食事サービスの時に”きみ~!マティ二をくれるかね”とか"ワインはどこのがあるのかね”とゆったりと機内食を楽しんでいらしたお客様が、明け方無理やり起こされた時には"コーヒーはいかがですか?”という質問に ただ首をうなだれるだけになるのです。 そして、髪がさかだっていたり、目がうつろになっていたり、ネクタイがずるずるになっていたり、顔にシーツの後がついていたりすると、使用前使用後という感じで、ショエ~~~!!と体がのけぞります。 そんな状態の中で、機内の朝ごはんは、あってもないような どうでもいいもののようですが、それでも しっかり残さずに召し上がるお客様は、サービスのしがいがあり、私たちの誇り となり、私は何度も何度もコーヒーのお代わりをすすめます。 そして、朝ごはんを無視し、 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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