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カテゴリ:最近の出来事から…
昨日は隅田川の花火大会でした。
第二打ち上げ場近くの桜橋に近い 東浅草の自分の会社の近辺が一年で一番賑わうシーズンです。景気が悪いせいか、 靴商業地域のこのあたり、普段の土曜日だとめっきり人通りが少なくなるのですが このときばかりは昼頃から歩いている人や車の通行も多めです。 コンビ二が店頭に出店を出すのはあたりまえですが、便乗してこのときだけ 露天に店を広げる会社なども目にします。 隅田川の花火大会が中断していて再開されたのはたしか25年くらい前だったと 思いますけど、このころ僕は学生で友達と人ごみの中、隅田川の花火を間近に 見にいったものでした。今、浅草であまり見かけない若者が浴衣など着込んで わいわい歩いている集団を目にするとあんな頃が懐かしく思い出されます。 現在では人ごみと逆行して早めに仕事を終わりにして帰宅してしまう自分の 冷ややかさと言うか、現実主義的な生活に苦笑してしまいます。 ところで、どんな理由であれ、街に若者がたくさん歩いているといのは なんとなく活気があっていい事だと思います。普段はこのあたりの人通りを 見ていると仕事で働く人たちも年配者が多く、建設的な感じの話題もあまり 耳にせず、靴業界全体が落日の感であることが否めません。 40~50前の、僕の父親がここで商売を始めた頃、靴職人の弟子などとして たくさんの若者が地方から出てきて、そこいら中に二十歳前後の若者が いたと聞いています。そんな業界の旭日の中でみんな貧乏であってもたくさんの 仲間ができ、仕事ができ、暮らせたことは父の時代はさぞ賑やかで 楽しかったであろうな、と少し羨ましくさえ思えます。 自分は自分の時代を生きるしかないのだから愚痴をこぼしても仕方ありません。 …ところが最近、浅草の靴業界界隈を歩いている若者が増えてきている驚くべき 現状があるのです。この話はまた後日に記しましょう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Sep 20, 2005 11:28:41 PM
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