ものづくりを支え隊☆

今日は小学校の運動会でした。
一番下の子供がやっと５年生になったので今回も含めてあと２回で
運動会ともお別れです。
子供が４人もいると学校行事と付き合うだけでも
大変しんどいものです。

考えてみれば、今１９歳の長女が幼稚園に入ってからというもの
いままで途切れることなく下の子が小学校を卒業するまででも永遠と
２１年間！ラスト１年半までこぎつけたということですか？

やれやれ、ここまできたか‥‥、という感じでしょうか。

昨今、年金問題や福祉の問題が取り上げられることが多々ありますが、
少子化問題が根底にあるからだといわれています。

私の場合、自営業ということもあって子供が多くいても
自然に任せていいのではないか？と、漠然と思っていましたが、
こう景気が悪くなることなど想像もしていなかったので
負担が大きいことは否めません。
若いうちに子供を育てると大変だが、後で楽になるよ。と
よく慰められましたが、あとになるほど大変ではないか！と思っているのは私だけでしょうか？
子供が多くて優遇されたとか、得したことはほとんどありませんでした。

子供が小さいころ、バブル景気のころで収入もそこそこ有って、
実際お金もそれほどかからなかったように思いましたが、
子供が大きくなるにつれ次第にきつくなってきます。
費用がかかるのと反比例するように景気が落ち込んでしまい
同時に生活費や住宅修理費、教育費、健康保険税や年金の負担までもが
膨れ上がっていく現状を突きつけられて、正直閉口してしまいます。

父親としては、時に夫婦で、生活を安定させるのに一生懸命に
働かねばなりません。

若い人たちはそういう子沢山の家庭になると大変になり自分の人生が
子供を育てることで終わってしまうのではないか？
もっと自分を大事に生きたい。
いっそ夫婦だけで子供は持たない。などの思いになるのもわかります。

もし、逆に子供がたくさんいたから、こんなに得をした、こんなに裕福だ、
税金もこれだけで済んだ、こんなに幸せだ、などの体験がそこかしこに
あったなら少子化問題はおきないのではないかと思います。

郵政民営化も必要かもしれませんが、この問題も景気と合わせて
国や行政にしっかり取り組んでもらいたいと念願します。

‥とはいえ、経済的な問題を棚上げできるなら家族は多い方がいろいろと
面白い人生であると思っています。
頭数が多いとそれだけアクシデントも多いですし、心配事も増えます。
でも、楽しみもその分だけ多く、実の詰まった感の人生かな？
と思えるのです。

というわけで、家族６人に犬一匹と猫４匹、大変だ大変だといいながら
今年も運動会でビデオ撮影にはりきる親父４３歳でした。