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Nov 8, 2023
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カテゴリ:最近の出来事から…
プロ野球選手の大魔人、佐々木が引退を決意したそうですね。
いつかは現役を退くときがくるのはあたりまえなのかも知れませんが スポーツの世界は全盛時代が短く、あっけないのが残念でありますね。 でも、人間は引退をきっかけにまた、新しい人生のスタートをきれるわけですから 引退という文字にネガティブなイメージだけを思い浮かべるのは間違いでしょう。 今日、うちの会社にバイクに壊れたぼろぼろのミシンを積んで、修理を依頼にきた 青年がいました。 古くて部品もほとんどないのですが…、と言いながらちょっとすまなそうに 私の顔を伺っていました。 こんなミシン直せない!と言ってしまってもいいような、おそらく50年以上前 に製造された、足踏み用の18種ミシンでした。(注1) 少し考えた後、私は、よし、修理してあげよう!と答えていました。 なぜだろう? 理由は二つ …ひとつは若者がものづくりに取り組もうとしている 姿を見て応援してあげたい気持ち。もし靴メーカーの依頼なら 断っていたでしょう。 もうひとつの訳はそのぼろぼろのミシンの気持ちかな。 本当なら足踏みミシンの頭部なんて、モーター駆動の時代になった40年前に 『引退』している機械です。モーターでぶんぶん回されるように作られていないの ですから。 それでもこのミシンはしばらく使われ、持ち主の生活を支えてきたのでしょう。 足踏みペダルをモーターに変えてガタゴトガタゴト…、 子供を育て、住宅ローンも払いきって…。たぶん、20年前くらいには仕事場の 隅に追いやられて、新しいミシンの軽快な仕事ぶりを横目で見ていたに違いありま せん。その後、彼は何人かの人手に渡ったのでしょう。 塗装を直され、修理されたあとが、彼の履歴として残っています。 そして、その持ち主からもしだいに使われなくなり、別のミシンの部品取りとして ひとつまたひとつとパーツをはずされてしまって、働けない体はほこりをかぶって いったのでしょう。そのまま放置されてさらに十数年が経過し、思いもかけなく 最近、一人の青年にもらわれる事になりました。 …と、ここまでの話は私の推測ですが、さほど遠くはずれていない 経緯がなければ、鉄くずとして、とっくに再生しているはずのしろものなのです。 いままで、3度は死んでる機械をまた、働かせていいものかどうか? 私にはわかりませんが、引退しない50年前のミシンに敬意を表して また、こいつには使命がまだあると確信したので修理しようと思いました。 機械のくせに羨ましい奴だな…。 佐々木もがんばれ! (注1)18種ミシン … 靴用の工業用ミシン、現在はポストタイプが主流 だが昔から靴職人の定番アイテム。音がうるさく 振動も激しいがミシン目がきれいで安価
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Aug 10, 2005 12:44:05 AM
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Aug 6, 2005
カテゴリ:考えごと…
朝のラジオ番組でオヤジの習性や話題を中心に笑わせているのを
聞きながら、なるほど自分もオヤジだ。と思いました。 この間、会社を留守にしていたとき、20歳くらいの若者が私を尋ねて 事務員にこう言ったそうです。「すいません、おじさんいますか?」・・ そういえば、最近、汗をかくところが昔と変わって、やたら後頭部が ビショビショになったりします。さらに汗をかいた後、自分が臭かったり もするなど、気づかぬうちに見た目や体質がオヤジになってました。 私は43歳ですが、いったいいつからオヤジになったのだろう? 結婚は24歳と早く、30歳ですでに3人の子供がいました。 たしか、このころは確実に外では独身で通っていたようです。青年実業家 とは言わないまでもなんとなく上り調子というか、社会人として成長期 だったかも知れません。業界でも最若手の役員でした。 ただ、このころからバブル崩壊とともに心身ともに きつくなってきた思い出が多くなりました。その詳細は後日に譲るとして 冒険、挑戦より安定、防衛などに思考が移り変わってしまっていたように 思えます。年とともに風貌や体質が衰えるのは自然の理としてやむ得ない ことですが、精神面での老いには抵抗し続けなければ青年の領域から 退場せざるを得ないのでしょう。 恩師は「未来を語るのが青年、過去を語るのは老人」であると 指摘していたのが思い出されます。 気持ちの中で青年であり続けたい、そんな思いで今日も後頭部の汗を拭いて います。
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Aug 6, 2005 11:27:40 AM
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Aug 5, 2005
カテゴリ:最近の出来事から…
電車通勤にもそろそろ慣れてきました。
考えてみれば子供の頃から特別な用事がないかぎり、こんなに続けて電車に 乗ることなんてなかった事に気づきました。 住んでる場所が不便なところというせいもありますが、中・高校時代は自転車 通学、大学は下宿、社会にでてからはずっと車やバイクに乗っていました。 毎日、同じ時刻の同じ電車に乗ると自分と同じ行動パターンの人が結構いるものだ という事に気が付きます。あっ、あの人、昨日もあそこに座っていたな。とか また、改札で自分の前がこの人か。乗り換えのドアの前は同じ面子だったなど、 こちらの勝手な顔見知りが既に10人くらいになりました。 車通勤でも、いつも見かける車や料金所のおじさんなどはいますが 電車通勤に比べれば個室で移動するせいか全く孤立感があります。 電車には妙な連帯感があるのが自分にはとても新鮮な感じがしています。 何か見ず知らずの人がたくさん集まって劇を演じているように見えてなりません。 おとといの夜ミシンの修理で栃木まで東武電車に揺られてきましたが、 9時過ぎの人一人いない田舎駅に佇んでみると自分も俳優気分。 免停は困るけど少し世間が広がった気がして、むしろ得したな。と思いながら 今日も人ごみにもまれてきました。
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Aug 6, 2005 12:11:55 AM
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カテゴリ:考えごと…
毎日、暑い日が続いていますが、最近の日本の夏は本当に熱くなった
気がします。自分の体力が落ちたのかなとも思いますが・・・。 暑いといえば、仕事でタイに行くことがしばしばありましたが、 春先のバンコクあたりの暑さは日本人にはそうとうこたえます。 以前タイで行われたサッカーの無観客試合で選手がバテバテだったのも 大変よくわかります。現地のタイ人の方はそれほど汗もかいていませんが 額から塩を吹いているような日本人らしき人を多く見かけました。 環境に慣れる、順応していくことが生命体の不可思議なところなのですが 自分も永く暮らせば慣れるのかどうか、疑問に思います。 暑さはともかく、永く暮らせばと言ったのは、タイの生活が 羨ましく思える面があるからです。それは、生活費、食費が 非常に安くそれほどハイソな生活を望まなければ、そこそこ文化的な 水準の暮らしができることです。 タイ人の知人は家族で氷屋をしているそうで、ドライブインや露天食堂 にコップに入れるごく普通の氷を製造して販売しています。 それって冷蔵庫があれば誰でもできる商売じゃ? と思うのは私だけでしょうか。それで結構裕福な生活ぶりなんです。 また、その人の妻の実家は農家で年一度収穫の果物を卸して、あとは 庭や畑に植えてあるハーブや木の実を好きなだけむしって食べていれば おかずには事欠かない生活だそうです。気候が気候だから2週間もすれば また食べられる草木があとからあとから生えてくるそうです。 そんな人たちにふれると、あくせく働いてきゅうきゅうと生活している 大半の日本人は恨めしく思うのではないでしょうか。
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Aug 5, 2005 06:22:32 PM
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Jul 31, 2005
カテゴリ:最近の出来事から…
昨日は隅田川の花火大会でした。
第二打ち上げ場近くの桜橋に近い 東浅草の自分の会社の近辺が一年で一番賑わうシーズンです。景気が悪いせいか、 靴商業地域のこのあたり、普段の土曜日だとめっきり人通りが少なくなるのですが このときばかりは昼頃から歩いている人や車の通行も多めです。 コンビ二が店頭に出店を出すのはあたりまえですが、便乗してこのときだけ 露天に店を広げる会社なども目にします。 隅田川の花火大会が中断していて再開されたのはたしか25年くらい前だったと 思いますけど、このころ僕は学生で友達と人ごみの中、隅田川の花火を間近に 見にいったものでした。今、浅草であまり見かけない若者が浴衣など着込んで わいわい歩いている集団を目にするとあんな頃が懐かしく思い出されます。 現在では人ごみと逆行して早めに仕事を終わりにして帰宅してしまう自分の 冷ややかさと言うか、現実主義的な生活に苦笑してしまいます。 ところで、どんな理由であれ、街に若者がたくさん歩いているといのは なんとなく活気があっていい事だと思います。普段はこのあたりの人通りを 見ていると仕事で働く人たちも年配者が多く、建設的な感じの話題もあまり 耳にせず、靴業界全体が落日の感であることが否めません。 40~50前の、僕の父親がここで商売を始めた頃、靴職人の弟子などとして たくさんの若者が地方から出てきて、そこいら中に二十歳前後の若者が いたと聞いています。そんな業界の旭日の中でみんな貧乏であってもたくさんの 仲間ができ、仕事ができ、暮らせたことは父の時代はさぞ賑やかで 楽しかったであろうな、と少し羨ましくさえ思えます。 自分は自分の時代を生きるしかないのだから愚痴をこぼしても仕方ありません。 …ところが最近、浅草の靴業界界隈を歩いている若者が増えてきている驚くべき 現状があるのです。この話はまた後日に記しましょう。
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Sep 20, 2005 11:28:41 PM
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カテゴリ:最近の出来事から…
今日は千葉の地元自治会の「ふるさと夏祭り」でした。
こちらでも私は役員で、朝の準備から夜まで動き回る一日となりました。 私の住んでる地域はいわゆるへき地で、農家、一般あわせて90戸ほどの 小さな世帯数ですが面積的には広大です。ちなみに我が家のとなりは梨畑です。 子供アニメ映画、バザー、模擬店、太鼓、花火、カブトムシなどなど… やぐらを組んで盆踊りなどはできないものの、田舎なりのアットホームな 夏祭りができました。 こんな田舎でも、浅草の靴業界や東京のミシン業界みたいに全く同じ問題を 抱えていました。その問題とは… 構成員の高齢化による組織の弱体化という 日本全体の大問題でした。中心者がでない、運営する人がいない、無関心な人が 多い、古くからの人間関係が壊れたまま引きずっている、などなど他人と 協力し合う付き合いができなくなり結局組織全体が後退してしまう、 自治会なら行政からも軽視されて孤立してしまうなど悪循環に陥っていく事 になり自分の生活にどんどんマイナスになっていきます。 確かに大変な時代でみんな自分の事に精一杯なのは理解できます。 私自身もそうですから。 生活や年齢が多様化し、昔みたいに強力なリーダーシップの元、お任せします で良かった時代からみんなが持てる力や知恵を少しずつ出し合っていかねば、 これからの組織は成り立っていかないのではないかと思います。 こんな思いで地域に関わって数年、共感してくれる人が徐々に増えて きたことが、まだまだ捨てたものではないな、と思えるのです。 一人一人のほんの少しのボランティア精神が地域、社会を良くする可能性を 増やすことになるとあらためて強く思う一日でした。
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Jul 31, 2005 11:08:21 PM
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Jul 30, 2005
カテゴリ:最近の出来事から…
毎日、日記を書くつもりが初日から挫折しました。
昨日の分ですが・・・ 仕事で電子モーター(注1)をミシンに取り付けに行ったのですが このお客さん、いわゆる靴の‘職人,さんなんですが、 人相風体や言葉づかい、ファッションも黒・赤・金とまるで 古典的マル暴で、ちょっと怖い感じなんです。 ところが、この人、何をしているかというと 永年やってきた靴のメーカーからの取り仕事をやめて、家族と オーダーの靴やカバンを作って販売する工房をやっているんです。 宣伝はぜんぜんしなくて、すべて口コミだそうで、外反母趾の人など、 けっこう地方から聞きつけてきた人がオーダーしていくそうです。 「こんな特殊なオーダー製品を作っているのに値段が安すぎる!」 と私が指摘しました。私が知っているかぎりこの手のオーダー靴は ¥30,000以上が常識だったからです。 高く売れるという発想より材料代、手間などの積み上げで価格設定してしま う、いじらしい職人本能が見て取れます。 商業ペースにならないのは、いや、なれないから、やっぱり職人さん なんだなぁ。と妙に納得してしまいました。 こんな生真面目な職人さんを日本はもっと大事にしないといけないと 思いながら帰途につきました。 (注1)電子モーター:従来の工業用ミシンにはクラッチモーターという 動力源が普通でしたが、マニュアル車のようなもので、スピード 調節が慣れるまで大変時間がかかります。 電子モーターは速度調節がオートマティック車のように楽なので 素人の作業者でも縫製そのものに集中できるメリットがあります。
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Jul 30, 2005 11:10:43 AM
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Jul 28, 2005
カテゴリ:考えごと…
はじめまして、今日やっとデビューしました。
私のブログ開設の直接のきっかけは中期免停の行政処分です。 自分のペースでいつも突っ走っていた車がなくなってみると、 周囲のリズムやペースと自分がずれている事に気が付かされます。 毎日仕事をしていても閉塞感ばかりで、なにか新しいことをしたら 開ける感じがするかと思っていた矢先でしたのでこのタイミングで 始めてみました。 たくさんの人との出会いを楽しみにしています。
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Jul 28, 2005 10:57:20 PM
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