Nov 5, 2005

父の親友

今日は昔からのお客さんが仕事を引退してミシンや機械を引き取って

もらいたいという事で、引き上げてきました。

どれくらい古いお客さんかといえば、

私の父親が福島の生家から東京のミシン屋さんに小僧として働いていたころ

からの父の友人です。

以前、このブログにも書きましたが父の時代は地方から同年代の若者が

たくさん上京し様々な職種でわいわいと活気があった時代でした。

そのころ父は20歳くらいでお客さんたちの、やはり小僧扱いの見習い職人

さんたちと多く友人になったと思われます。

その中でひときわ気のあった仲間3人とは結婚した後も家族ぐるみで

よく交流していました。私の父が親分肌であったので3人引き連れて

盛り場に繰りでたの、打ったの、買ったの、ハッタのと何やら楽しんで

いたようです。私の子供のころの記憶でもたびたび遊びに行ったり

来たりした覚えがあります。合同家族旅行などの思い出もあります。

それぞれに私ぐらいの子供がいて、なにか従兄妹のように遊んだりしてました。

当然、仕事面でもその人たちが一人前になって独立し機械やミシンを

購入したのも父からでした。

今日、私が機械を引き上げたお客さんはこの父の親友の一人で、靴職人を

夫婦で70歳までやったのですが、奥さんの体調も悪く、自分も目が悪く

なったりなどして仕事をやめる決断をしたそうです。

買ったところに引き取ってもらうのが一番と思って‥。と知り合いに譲らず

私に声をかけてくれたそうです。

そんなに古い機械を引き取ってもゴミなのですが、父の親友の仕事の後始末

ですから引き受けました。

工業ミシンというのはミシンメーカーは頭部本体しか作らず、テーブルや

モーターと組み上げていく作業はミシン屋さんの仕事です。

組み立て時のセンスとうかクセが出るので、自分が組み立てたミシンは

何十年経っても、どこに移動しても見れば分かるものなのです。

おそらく50年くらい前に父が組み立てたミシンのテーブルを解体しながら、

よく働きましたね。ご苦労様と声をかけました。






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Last updated  Nov 6, 2005 12:16:53 AM
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