ポコのひみつ つづき
うちの実家には猫がいました。おっとりしていてよくなつくいい子でした。17歳でお星様になるまで家族の一員としてかわいがられていました。うちの母はも悲しいから動物はもう飼わないと言い出しました。悪いことは続き、母のパート先のお店は店をたたんでしまい同時に腰を悪くした母は何ヶ月も家で安静にしなければならなくなりました。母を心配した私と妹はやっぱり動物が必要だと考えるようになりひそかに猫を買う計画をたてました。いろいろ探りを入れたけれど、母からは猫を飼うことについていい返事はしませんでした。そこでハムスターを飼うことを妹が提案してきました。妹は実家に住んでいるので毎日の世話は妹がやり母には見て楽しんでもらえれば、とハムスターをふたりで買いに行ったのです。その後、実家で飼うこと一週間。私は自分の家でもハムスターを飼いたくてお迎えに行くことにしました。そんな話を母としているとき、母は泣きながら私に話すのです。『動物を飼うと、また苦しみながら死んじゃうかと思うとつらいの。』老衰の上、胸に水がたまってしまいとてもかわいそうだったのです。結局、家にいるハムスターは私が引き取り一緒に暮らすことになりました。かわいそうなのは妹で、いなくなったハムを探している夢を何度も見たそうです。猫の代わりだったり、家が変わったりしてしまってポコにはかわいそうなことをしたと思っています。でもたくさんかわいがっているから今は幸せだよね?じゃあ、そのかわりちゃんと幸せにしてね~もちろんだよ、ポコ。あ、妹もこのブログを見て寂しさを紛らわしています。母の腰も良くなりました。めでたし。長文おゆるしを・・・