食品開発チーム2004

2005/12/17(土)02:58

食育について。

食育(6)

久しぶりの更新です。今正直に言って、新事業立ち上げの為とPCの具合が悪くてなかなか書き込めませんでした。その割には他のリンク先でコメントを入れてますけどね。^^; で、食育についてですが、本当は食育については余り触れたくはありませんでした。私の食育の考え方が、あの条文とは捉え方に違いがある様に思えるからです。 本当に取り組めば、綺麗事では済まなくなると思います。過去の混沌とした時代のグロに近い話や、現代の食品メーカーとその所轄官庁の反省点を追求する事が必要だと思われるのに、何処吹く風の如しと思えます。 先週、ある大手食品商社の名の知れた課長さんから、食育についてコメントを出して欲しいと要望され、つい二つ返事をしてしまった経緯があります。今になって後悔しています。ーー 先さんの期待はあの条文をどういう風に展開したら良いのかを言ってんだろうね。 とりあえずは、私なりの食育について、コメントを入れてみようと思いますが、食育について専門に研究を進めてきた訳ではないので、既に研究の進んでいる機関・企業・研究家各位とは、次元も違う事をご了解頂きたいと思います。 私の食育の捉え方は、広範囲で総論的です。総論から追いかけないとこれからの指針が立たないと思うからなのですが、他の方のお話を伺うと結構各論中心ですね。 そう言う意味で、自信が余りありません。出来ましたらお読み頂いた皆さんのご意見を、教えて頂ければと思います。 まず、私は食育について、大まかに三つに分けました。 1.自給自足時代。 2.食品メーカー・監督省庁の反省。 3.子供達へのメッセージ。 強いて言うなら、{過去・現在・未来}です。 もっと言葉を変えるなら、{原点・進歩・希望}とか、{起点・力点・作用点}でもあり、悪く言えば{出発点・軌道からの逸脱・行き着く果て}でもある可能性があります。 でも今出来る事(治療法)は沢山あり、「気が付いて良かった、まだ間に合うかも知れない。」と(ドクターが)言う状態だと認識しています。治療法は、やはり原因から追及する必要がありそうですね。 1.自給自足時代。(過去・原点・起点)   自分たちが、自力で捕獲したモノをそのまま食べる時代。   他の命を奪って、得るモノ。間違えれば食われる時代。   (1)命と食べ物(与えてくれた神)への感謝・必要最小限の捕獲(共存化)。    -1天・海・大地の恵み。    -2家族(最小社会)の絆・団らん・神への感謝⇒集団社会化⇒身分格差。    -3火・水・刃の畏敬(調理の始まり)。   (2)食べる事と生きる事(占有率の推移、100%⇒?%)。    -1生きる本能と食べる本能(性:さが)・DNA。    -2必要な栄養素・医食同源(食事しか医術なし)      ・旨い=体に良いだった。    -3弱肉強食と進化論⇒より強い者の遺伝子継承。   (3)食料の歴史と分業化(経済化・社会化)。    -1糧(かて)から食料へ、調理・保存技術の始まり(伝統の原点)。    -2生活から食料確保・捕獲作業が消える⇒経済の始まり。    -3贅沢の始まり・嗜好性の多様化(菓子の出現)。    -4食料の貨幣価値、権威の象徴(石高)。 申し訳ないのですが、この場はキーワードのみにさせて下さい。 これだけでも私の言いたい内容は、お察し頂けると思います。 むしろこれだけの方が、くどくどした私の話より良いかも知れません。^^; 2・3については、又後日とさせて下さい。

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