2008/06/09(月)19:58
米粉が米の消費減少に歯止めをかけるのか?
小麦価格の高騰によって、今や米粉に熱いまなざしが向けられていそうですね。
麺類としては「J麺」なるものが開発され、6月から本格的に
発売されるという。透明感と歯ごたえのある食感が特徴だという。
食べてみたいですね~?
麺類はここでは言及しません。米粉の麺類は楽しみです。
問題はパンです。
> パンは小麦より発酵時間が短く、「しっとり」「もっちり」した食感で、
> 腹持ちも良いという。(2008年5月28日付け読売新聞より)
しかも簡単に作れるという。
いいことずくめじゃないか?
> 小中学校の給食では「米粉パン」の導入が進み、農林水産省の調査によると、
> 06年度は全国で7836校と、3年前の4倍に急増した。
おお、自慢していますね~?
でも小麦粉が原料でも米粉が原料でもパンはパンにすぎません。
米粉パンだったら味噌汁とお新香と海苔、塩ジャケをおかずにしますか?
米粉パンであっても、小麦粉パン同様、副食は当然のことながら油脂まみれ、
動物性食品過多になってしまうのではないでしょうか?
米の消費を促すためになんでこんな加工の過程をふまなきゃなんないのでしょうか?
米を炊飯器で炊けばいいだけの話です。
ご飯として食べましょう。
しかも、パンを作るにはいろんなものを添加することになります。
ご飯だったら添加物はゼロです。
米粉パンでよしんば米の消費量が増えたとしても、
日本人の生活習慣病が減ることはないでしょう。
【参考ニュース】
http://www.yomiuri.co.jp/gourmet/news/20080528gr0b.htm
★「目からウロコ」の幕内秀夫さんのお勧め書籍★