食育に栄養学も食事バランスガイドもいらない

2013/02/22(金)20:25

Q:先日、テレビを見ていたらメーカーの人が、1回に与えるのは35グラムまでにしましょうと言っていました。どうなのでしょうか?(I・Kさん)

食育について(976)

管理栄養士の幕内秀夫さんが明確な回答をしています。 A:メーカーの人間は、そのように言うに決まっています。まさか、「なるべく食べないようにしましょう」とは言いません。ポテチだって、食べ過ぎなければ何の問題もないと言うでしょう。しかし、お子さんがポテチを食べる様子をよく見てください。35グラムできちんとやめられるでしょうか?まず、無理です。ポテチは、平均すると約30パーセントの脂肪が含まれています。30パーセントというのは、サーロインステーキやマグロのトロ並みの脂肪量です。私たちが、もっとも美味しく感じる量です。しかも、そこに、「砂糖」「うまみ調味料」「精製塩」が使われています。人間がもっとも美味しく感じるように作られた「工業製品」です。適量でやめられないように作られています。しかも、この濃厚な味に慣れると、普通のせんべいなどでは満足できなくなってしまいます。そして、明日も明後日も食べたいと要求するようになってしまいます。これは、今までのお菓子とはレベルがちがいます。史上最強のお菓子と言ってもいいでしょう。アメリカや欧米では、「ポテチ税」が検討されています。税金をつけることによって、子どもたちの口に入ることを制限しようとしているわけです。まさに、アルコールやタバコの税金と同じ話です。ポテチ先進国のアメリカなどでは、そこまでしないとやめさせることが難しいとわかっているからです。  現実には、ポテチをゼロにすることは難しいかもしれません。他から与えられることもあるでしょう。しかし、少なくとも、両親が買い与えるものではありありません。そして、「適量」などありません。「適量」でやめることができないように作られたお菓子だから問題なのです。 つづきはこちら↓をご覧ください。 http://blogs.yahoo.co.jp/makuuchi44/53728082.html 人気ブログランキングへ 楽天ブックスは品揃え200万点以上!

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