お米不足だから買っておくもの
お米の価格が下がりません。もしかしたらこのまま秋まで行ってしまうのだろうか。備蓄米放出でどのくらい下がるかは分かりませんが一時的なしのぎで終わらぬよう祈るばかりです。で、一方でお米はもちろんのこと同時進行で少しずつ買い足しているものがあります。それは雑穀や麦です。以前も書いたかも知れませんが白米だけというのはかなり栄養が偏ってしまいます。ほとんど炭水化物だけ。白米を食べる習慣が生まれたのは奈良時代あたりだったようですが、特権階級のみのお話でした。ところがその階級の方々は次々と「脚気」という病気になることが多く、いのちを落とす人も少なくありませんでした。有名なところでは皇女和宮様もそうでしたね。脚気はビタミンB1欠乏による病気で白米ではなく玄米に近い分づき米を食べていた庶民はかかることはなかったといいます。お米のヌカの部分には非常に多くの有効なミネラルやビタミンが含まれ、「一物全体」というように全部を食べて完全食品なのですよね。それでも玄米や分づき米というのは慣れていないと食べにくいものです。そこでビタミンやミネラル、食物繊維といった非常に大切な栄養素を補うのに有効なのが雑穀や麦です。麦飯、なんていうとこれまたボソボソで食べにくいというイメージがありますがもち麦はその名の通り、もちもちとしていてとてもおいしいものです。私はもう二十年以上ずっともち麦ほかあわ、ひえなどの雑穀を混ぜてごはんを頂いていますがそれが習慣となると白米のごはんでは物足りない感じまでします。つい1年前までは「食料不足」なんていうとほとんどの人に笑い飛ばされていましたがこの1年でだんだんと現実的になりつつあることを誰もが感じ取っていると思います。いざそうなったとき、真っ先に困るのは、脚気などのように栄養素がたったひとつ足りないだけでいのちを落とすまでの事態になってしまうことです。そこまでいかなくても例えば亜鉛が不足すれば味覚障害になりますし、免疫力も低下します。食物繊維が不足すれば慢性的な便秘となりさまざまな病気の遠因となります。そうならないためにも栄養豊富な麦ほか雑穀の備えは非常に大切だと思うのでした。いま、もち麦は白米のカサ増しになる、という理由でずいぶんと売り上げが伸びているそうです。こうなると、今度は麦まで不足したり、高騰したり。そんなことに巻き込まれたくないので、いまのうちに多めに買っているのでした。農薬不使用のもち麦を選んでいます。******************************************このブログでは食料危機、食糧不足の時代に向けて生き抜くための備蓄情報をお伝えしています。どんな備蓄食料が必要かの目安、どれくらい長期保存できるのか、どのくらい備蓄すればよいのか、賞味期限切れのものは食べられるのか、備蓄倉庫は?収納は?などのトピックほか缶詰、パン、米、タンパク質、お菓子などの食品をはじめ、非常食、備蓄米、備蓄食料など自分で試してみて自信をもっておすすめできるもの、値上げの中、スーパーで買えるあってよかったもの、買ってよかったものなどを随時更新中。このサイトでは、アフィリエイトを利用しています。(広告)苦手な方は、キーワードをここからピックアップして、他で検索して探してみてくださいね!もし「この記事なかなかいいじゃん」と、投げ銭感覚で協力して下さる方は、商品リンクをクリックして、販売サイトへお進みください。よろしくお願いします(^-^)/ ******************************************