テーマ:暮らしを楽しむ(392040)
カテゴリ:備えるもの
いま、楽天市場で
スペイン産オリーブオイルフェアが開催されているのをご存じでしたか? 私も偶然、ページの片隅にふっと出てきたバナーで知ったのですが 対象商品1000円以上購入すると500円引き という、結構すばらしき企画なのですよ! でね、対象商品を見てみたら、 かなり高品質のものも入っているのです! これはうれしい! 実はワタクシ、以前からオリーブオイル好きで 美味しいといわれるものはいろいろ試すのも好きで 図書館でもオリーブオイルの本を読みまくっておりました。 ↓こういう本ね ![]() ![]() 「オリーブオイル」とひとことで言っても 実にピンからキリまで行って帰ってくるほど違いがあるのです。 これが美味しさとか香りとかそういった類なら それは好みですからよいのですが 健康を左右するような差なので 非常に注意が必要なものなのです。 ここで驚くべきお話を。 日本で売られているオリーブオイルを分析すると 約7割強がニセモノであると判定されたそうです。 (安売スーパーにいたっては99%という話も) また、 生産国の輸出量と、消費国の消費量が明らかに違うという話。 10生産しているのに、なぜか20も30も売っているというナゾ。 そう、どこかで違うものが混ざったりしていないと、 こういうことにはなりません。 単純にオリーブオイルはどうやって作るかというと オリーブの実を圧搾して搾り取ったジュースがオリーブ油になります。 しかし、この単純なことをまともに守っている生産者は 実はごくわずかなのです。 まず、オリーブがどこで作られていたものか判別できるものが非常に少ない。 例えばイタリア産オリーブオイルと聞けば、 イタリアの丘で育ったオリーブの実をそのまま絞ってヘルシー♪と思いがちですが、 残念ながらそういうものはごくわずかです。 最終加工地がイタリアなら、イタリア産オリーブオイルとうたえるのが実状。 また、大量生産のオリーブには大量の農薬が使われ さらにどっさりと収穫して、そのまま時間を置きつつ加工されますから 腐敗するわ、カビは生えるわ。 でもおかまいなし。絞って精製すれば分からないからです。 次に絞り方。 売る側から考えれば、オイルは絞れれば絞れるほどに量が増えるから できるだけカスになっても搾り取りたいところです。 実はここにもブラックボックスが。 化学薬品を駆使することによって、 さらにカスから搾り取れるのです。 一年通して手をかけて育てられた小さな実。 その一粒からはほんの少ししか取れないオイル。 それが1びん数百円で買えるはずがないのです。 買えるにはウラがあると考えた方が賢明です。 生産者も加工者の顔も見えず、 生産過程を隠しているような食品を体に入れ続けていれば いずれはどうなるか。想像する必要があるかも知れません。 YouTubeでも多くの方がオリーブオイルの闇について解説していますので 興味がある方は「オリーブオイル 闇」で検索してみてください。 震撼しますが、知っておいて損はありません。 スーパーのオリーブオイルを日常的に使っていて ヘルシーと思っていたら、逆だった・・・。 と、今日の今にも気づける人は幸いかもしれません。 では、どんなオリーブオイルがよいのか。 すごく単純明快なことです。 ・だれがどのように育てた実なのか =生産者の顔が見える できればシングルエステート(単一農園が栽培から収穫、圧搾まですべてを手掛けること) ・どのように絞って瓶詰したかが分かる 単純にオリーブを圧搾しただけのものを私は選びます。 「コールドプレス(高温処理せず、オイルの成分や品質を落とさずに低温でゆっくりと絞ること)」という言葉がキーワード。 ・酸度の低いもの 酸味を示す数値ではありません。 酸度=酸化度合い=品質です。 酸度が低いものほど高品質で、酸化劣化しづらい、と覚えておくと選びやすいです。 エキストラバージンオリーブオイルなら、酸度0.8%以下が目安 で、今回のオリーブオイル・フェアで これはいいぞ!と私が選んだのは これ。 ![]() スペインのメルガレホ家で作られる シングルエステート(単一農園が栽培&収穫&圧搾)&コールドプレス(高温処理しない圧搾絞り)。 酸度0.2%以下という超高レベル。 ここの農園のオイルはすべてかなりのハイレベル。 上記の本にもおすすめの一品に掲載されていますが その中でもこのアルベッキーナは お値段もバカ高くないし 比較的誰にも受け入れられるマイルドさ。 もうちょっと高品質のものを選ぶならこれ。 酸度はなんと0.1%!驚きの高品質。 ![]() お料理使いに定評があるのはこれ。 経済評論家の勝間和代さんもよく推していらっしゃるのでご存じの方も多いでしょう。 私も時折使っていますが、クセがなくて使いやすいです。 ![]() やっぱりね、何がいいかっていうと オリーブオイル一本でも きちんと正直に作っている農家さんの顔が見える食卓って うれしくなる。 よき人のよき心と地道な努力のおかげで生きられるんだなあと 今日も感謝なのです。 このキャンペーン(リンク)は 2023年1月18日まで。 クーポンがなくなった時点で終了です。 864枚のクーポンのうち、 1月2日現在、残り383枚。 このリンクから対象商品一覧が見られます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2023.01.02 17:40:23
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