天気予報で、
今日はまとまった雨が降ると知ったので
昨日は日没まで野菜苗の植え付けなどに大忙しでした。
途中、
昨年使ったまま放置していた鉢を使おうと
シートの上にざばっと土をあけました。
すると、
土の状態に驚いてしまいました。
昨年、晩秋までピーマンを育て、
すっかり栄養分を吸収しつくされた土のはずなのに
ものすごく良い状態になっているのです。
水をあげていないのに
適度に湿り気があって、
ふかふかで、
団粒構造になっていました。
理想の土の状態で、
しばし見惚れてしまいました。
ずっと放りっぱなしで野ざらしにしていたのに
なんでこんなに良い土になっているのだろう?
とても不思議に思いました。
すると、その立役者が
ひょっこりと土から顔を出しました。
それは
大きなミミズでした。
ミミズは大いなる分解者。
その姿から、嫌われ者になりがちですが、
誰も見ていないところで
ひたすらに自分の仕事に打ち込み、
この大自然の大基盤を支えています。
まるで菩薩さまです。
以前、何かの本で読んだのですが、
地球に土が出来上がるには、
5億年という
とてつもない時間が必要だったとか。
砂やれきだけの大地に
虫や微生物などの有機物が生まれ、
それらをミミズたちが分解し、
植物を育てる栄養を排出し、
やがて木々や草花が育ち、さらに枯葉を分解し・・・
その果てしない循環の末に、やっとできたのが土。
ミミズほか無数の分解者たちは
5憶年もの間、
黙って、文句も言わず、泣き言も言わず、
世の中を厭うこともなく
陰から多くの生きものを
ただひたすらに支え続けてきたのだなあと思うと
頭が下がる思いでした。
私たちの社会でもまた
「縁の下の力持ち」のように
誰も見ていないところで
褒められることもせず
黙々と支えてくれている人たちがたくさんいらっしゃいます。
ところが、
私たちは支えてくれることが当たり前になって
感謝どころか
見向きもしない、
一度事故が起これば文句ばかり言う、
そんな世の中になってしまいました。
停電すれば「電気会社はどうなってるんだー!」
インフラが止まれば「ちゃんと整備してるのかー!」
でも、彼らは四六時中、
私たちの暮らしが止まらぬよう、不便をかけないようにと
必死で守ってくれています。
万が一があれば、不眠不休で事に当たってくれます。
このような人たちがいなくなれば
途端に私たちの暮らしは立ち行かなくなるのに
失ってから
そのありがたさに気づいたのでは
もう遅い。
私もそうですが
日々いろんなことに
腹を立てたり、
あれがない、これがない、
もっとお金があったらいいのに
と、不平不満ばかり。
だけど
当たり前の日常は
自分の知り得ない、
驚くほどの
利他の心と力に支えられている。
それを昔の人は
「おかげさま」
という言葉で日々感謝を捧げていました。
私も
日ごろ目を向けなかった
「おかげさま」に気づき、思いを致し、
自分のそんな身勝手な心、
欲ばかりの心を省みようと
ミミズさんを見てそう思ったのでした。
<今日のおまけ>
赤飯用のあずき缶詰が割引になっています。
小豆は神さまからの賜物、と
よく祖母が言っていました。
これからその真意を
いろんな意味で実感する時が来るかも知れません。
北海道産小豆と赤穂の塩を使った、
良心的な品だと思いました。
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