THE FULL MONTY/エリン・ブロコビッチ
「THE FULL MONTY」 11/18/2003
購入お薦め度★★★★★
この映画、以前日本で一度見た事があったのだが、
とても面白かったので先週図書館でたまたまDVDを見つけた時、即借りてきた。
それに、この映画の馬鹿馬鹿しさ、ダンナも好きに違いない。
まだ観ていな人の為に簡単に説明すると、
この映画、失業中の哀しいしがない男性6人がストリップショーをする、
という楽しいお話し。切ない場面もあるがほとんどがおかしい。
皆それぞれに事情があり、悩みながらも、生きていくために
ショーに出ようと決心し、猛特訓が始まる・・・・・・・。
ドナ・サマーのホットスタッフが流れると(↑なつかし~い!世代のワタシ。)
いつしか自然に腰を振るようになった、主人公のおじさん達6人組。
(この場面は笑える。)
不細工なおっちゃんばかりだけど、最後にはなんだか皆、可愛く見える。
家に帰って、その夜、早速ダンナと2人で観た。
余談になるが、ワタシはこちらで映画を見るとき、必ずキャプションをつける。
そうでないと、内容がよく理解出来ないからである。
キャプションがあって初めて、何とか内容が把握できる、
その程度の英語力だからだ。
以前、古~い映画のビデオを借りてきたら(「レベッカ」で、もちろん白黒)
キャプションがなく(ダンナと一緒だと少しは通訳してくれるのだが)
その時は1人であったので、よく内容が分からずに終わってしまった。(ToT)
しかし、この「THE FULL MONTY」、DVDなので、もちろん字幕もあるのだが
よく分からない。とても速い喋り口だったせいもあるが、
何を言っているのか全然聞き取る事もできなかった。
よく見たら、どうもイギリス英語だったようだ。
イギリス英語はほとんどいつも聞き取れない。
なのに、知らずに借りてくる映画は、しょっちゅうイギリス英語だったりする。
そういう映画が好みなのかな。
それはともかくとして、予想通り、ダンナは大笑い。
いつもダンナと一緒に映画など見てると、笑う場所が全く違ったりするが、
この映画ではほとんど笑いっぱなしのダンナであった。
まあ、セリフがわからなくても笑える場面も多いのだが、
1人で盛り上がられては、なんだか興ざめでもある。
しかし最後のショーの場面は、知らず知らず
ワタシもかぶりつきで観てしまっていた。
確かにこの6人の男性、1人もカッコイイ人はいない。
けれど、なんとか、このショーを成功させて欲しい、と言う気持ちでいっぱいで、
最後はちゃんと、約束通り「FULL MONTY(素っ裸)」になるのか?
というところをきちんと見届けなければならない。
(結果は見てのお楽しみ。^^)
そんなワタシを見たダンナ、「ショウメイちゃん、スキヤネ~!」
ハイハイ、おっしゃるとおり、好きです。ワタシ。
いつか、男性のストリップショーなるものに行ってみたい!と心から思った、
「オバチャン」ショウメイであった。
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「エリン・ブロコビッチ」 2/14/2004
購入お薦め度★★★★★
この映画、以前、日本に帰国するときの飛行機内で観たので2度目だけれど、
とても良かった。
3人の子供を抱えながら、生きていくために必死になって仕事を探す、
エリンの母親としての気持ち、2度の結婚に失敗し、
やる事なすことうまく行かずに、敗北感でいっぱいの女としての気持ち、
そしてクロミウムの被害に遭い、病気で苦しんでいる人々に
何とか力になってあげたいと、愛する子供や恋人を放ったらかして
全力で捜査をする、人間としての優しさ、強さ、そのすべてに共感し、感動した。
ジュリア・ロバーツも相変わらず可愛い。
ワタシは彼女の顔やスタイルの良さよりも、しぐさが大好き。
きびきびとした歩き方(あまりエレガントとはいえないけれど)
メリハリのある言葉で喋る話し方が好き。
あんなに早口で喋られるのはちょっと付いていけないけれど。
後味のいい映画だと思う。
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