サンタフェ・キャンプの旅<4>7/27/2004 次の日、今度はポパイの希望でサンタフェの北、画家のジョージア・オキーフが住んでいたという所へ行くことにした。 オキーフはニューメキシコの景色に魅せられ、 晩年サンタフェの北に移り住んで、絵を描き続けた人。 「Abiquiu」という小さな町の彼女が住んでいたという家にも行ったが、 そこは予約なしでは中には入れない。 が、外から見ただけでも、どんなに見晴らしのいい場所かはよく解った。 その小さな町の、ふらっと寄ってみた小さなギャラリーで、 素敵なアーティストと出会った。 2歳の時から、その町に住み続けていると言う彼は、 ノンビリと木彫りの像を作ったり、子供達に木彫りを教えたり、 ポエムを作ったりして、人生を謳歌しているように見えた。 そして、普通のギャラリーにありがちな、 「暴れる子供はお断り」風な感じは微塵もなく、 騒々しいうちの坊主たちにも話し掛け、最後には木彫りの小鳥を下さった。 粗削りだけれど、とても可愛く風合いのあるその小鳥の木彫りは、 ずっとワタシ達の宝物になるだろう。 「Abique」にあった教会。とても美しい建物。 上の教会の中。(後側です。)2階は聖歌隊席? その後「GHOST RANCH」と言う所へ行った。 ここは、オキーフがニューメキシコに移り住む前に 夏の間だけキャビンを借りて住んでいたと言う所で、 実を言うとその日体調が悪く、早く帰って寝たい~、 などと考えていたワタシは、余り期待していなかったのだが、 予想に反して、素晴らしく奇麗な場所であった。 もちろん景色もキレイ、建物もキレイ、庭の芝生や花々がとてもキレイで、 もう、ワタシ達もいつかここに住んでみたい~!と思うような場所であった。 ここでは様々なアートのワークショップが行われていたり、 小さな博物館があったりして、たくさんの人達が訪れていた。 (あぁ~~~!最初は雨にたたられて散々な旅だったけど、 ようやく楽しくなって来た~!と嬉しくなったよ~!^^) 夕飯は久々にレストランに入る事にした。 せっかくだから、ニューメキシコ料理なるものを食べようと 入ったのだが、これがあまり口に合わず、いまいちだった。 ニューメキシコ料理って何?って思ったけど、 アリゾナなんかと似たような物で、チリだとか、 メキシカンをちょっとアレンジしたような物だったのだけど、 アリゾナで食べるメキシカンの方が、10倍くらい美味かったぞ~! まぁ、たまたま入った店がいまいちだったのかもしれないけど・・・。 (本で紹介されてたカフェに入ったんだけどね・・・。^^;) テントに帰って、ゆっくりと黄昏時を過ごし、 いい気分でいたワタシ達であったが、 その日もほんの少しではあるけれど、雨だった・・・・・。(なんでーーー!?--;) (つづく・・・・・・・。) |