2003/11/13(木)07:29
久々の雨と久々の美味しい「TAMALE」
今日はほんっとに久しぶりに、朝から雨が降っている。ここでは、この季節、めったに雨は降らないのだが、一旦降り出すと、結構大雨になる事が多い。今朝もそんな感じであんまり暗いので、うっかり寝坊してしまったほどである。慌てて長男を起こし、怒鳴りながら着替えさせ、朝ご飯を食べさせて(シリアルだけど~。^^;)学校に連れていった。いつもなら、歩いて学校まで行くのだが、雨が降っているのと時間がなかったのとで、車で行くことにした。うちには折り畳みの傘しかないし、そして普段はめったに使わないので、いざ、雨が降ると、「どこだ~?」と探す事から始まる。(ちゃんと片づけておけばいいのだが、片づけても子供が出してきて遊んだりしてくれるのだ。)そんな折り畳みの小さい傘を広げ、子供を教室まで送り届けた。帰り道、斜め向かいに住んでいる奥さん(2人の子供がいて、上の子が1年生、息子と同じ学校に行っている。)が雨の中、傘を差して歩いていた。いつもは、車で送り迎えしている親子なのに、雨の中歩いてるなんて、きっと車の故障でもあったのか?と思い「乗っていきませんか?」と声をかけた。すると「ありがとう、でも私、雨の中を歩くのが好きなの。だから普段は歩かないけど、雨の日は歩きたいの!」と元気な答えが帰ってきた。雨(しかも傘をさしても背中まで濡れそうな大雨)の中、歩くのが大嫌いなワタシにとっては、オドロキである。そういえば、こっちの人って、そう言う人が多いな、と思いだした。しかしね~、こんなに寒いのに、濡れちゃったら風邪引くよ~、と思いながら、手を振って別れた。湿気が多くて、雨も多い、日本人とは、そういうところも考え方が違うんだな、と改めて感じた。もう一つ、ワタシがここでの雨が嫌な理由に、道路の悪さがある。日本みたいに道路の横んちょに「排水溝」の様なものがないので今日のような大雨が降ると、一気に「小川」状態になるのだ。車だったらさしずめ、川の中を走る「オフロード気分」を味わえるが(もちろん、まわりに水しぶきが跳んで跳んで跳んで~♪となる。古いね・・・。^^;)歩いているとたまらない。しかも子供を連れているとサイアクである。野生児の習性として、喜んで水タマリに入りたがる、という事がある。こんな日に水溜まりで「ジャ~~~ンプ!」でもされたら、顔までびしょぬれになってしまうからだ。話しはガラっと変るが、1ヶ月ほど前まで、近所に住んでいたメキシカンの家族がいた。子供が3人いて、一番上が3年生の男の子、次が5歳になったばかりの女の子で、末っ子が2歳の男の子であった。上の2人は、よく表で自転車に乗って遊んでいたりしたので、便乗して、うちの息子共2人も、一緒に自転車で走りまわったりするうちに、すっかり仲良しになったのであるが、残念な事に一ヶ月前に、隣町に引っ越していってしまった。とくに一番上のアントニオくん(仮名)は、とてもとても子供らしい、いい子であったしうちのドラ息子のいい友達であったのに、残念でならない。しかし、以前から時たま、その子達のお母さんが「TAMALE」というメキシカン家庭料理を作って、売りに来てくれる事があった。(「TAMALE」のスペルは自信ありません。^^;)これが美味しいのである。よく知らないのだが、お肉や野菜(?)の具をコーンパウダーで作った皮の中に包み、それをコーンの外皮でくるんで、(多分)蒸したものである。ワタシ達はよくメキシカンレストランに行ったりするが、レストランでもこの「TAMALE」、あんまりお目にかかったことがない。(もしかしたら、気付いてないだけかもしれないけど)とても手間がかかりそうな料理なので、ないんだろう、と思っているのだが。今日もその「TAMALE」を持ってきてくれて(ちなみにお値段は一つ1ドルである。)お昼ご飯に頂いた。美味しい~~~!!!やっぱりここは、自分でも作ってみないとだめか。でも、面倒そうだしな。作ってくれないかな、ダンナ・・・。