Tapestry

2003/12/06(土)00:51

健康な体と心を保つ事

「発見!主婦が見たアメリカ」 【ダイエット編】ご存知の通り、アメリカにはとてつもなく太った人がごまんといる。関取級の大男なんてざらだし,異様に太って,ぶよぶよと脂肪を揺らしながら歩いているオバチャンなんかを見ると思わず見とれてしまうほどである。そういう環境に慣れてしまうと、自分のお腹を見ても、「細い」と勘違いしてしまいそうなほどだ。(最近はそうも言ってられない状況だが^^;)なので、たまに日本に帰ると、見る人みんながとても細く見え、自分はなんとデカクて肉付きがいいのか・・・と悲しくなる。(余談であるが、ワタシはアメリカでは、中肉中背タイプである。サイズで言えば10でちょうどMサイズだ。体重は秘密だが身長は約170センチ。よって、日本では大きい部類に入る。なので、そういう部分では、アメリカがとっても住みやすい。^^;)けれど反面、とてもとても細い人も多い気がする。欧米人は一般的に足長で顔も小さいし、細いと言っても付いている所にはちゃんと付いている、格好いい人も多いが、細すぎるくらいの、まるで鶏ガラの様なおばちゃんなんかも結構いたりする。先日たまたま付けたテレビでやっていたのは、ダイエットのせいで「拒食症」になり、がりがりに痩せてしまい、死の寸前まで行ってしまった女性の話だった。ご飯の支度をしながら見たので、内容はよく分からなかったが、多分50代始めくらいの年齢だと思うがダイエット前の写真を見るとそれほど太っているようには見えないし、生き生きとして結構奇麗な女性であったのに、現在はガリガリで、別人かと思うほど老け込んだ老女であった。彼女は食べ物を見る事も出来ないほどの重症であったらしい。今は専門の施設で治療をしながら、回復を待っているようだった。ごく普通のクラッカーやパンが、彼女にとっての治療薬だ。どんどん食べたほうがいい、と言うのはとっても羨ましい気持ちさえ感じてしまうが、彼女にとってはそれどころではない。あたりまえの話だけど、嫌でも食べないと、死んでしまうのだ。あれほど痩せているのに、鏡を見ると、「痩せなきゃ」と思ったりするらしい。恐ろしい病気である。すごい肥満であるにも関わらず、甘いデザートやコーラをガブガブと食し続ける人が多い反面、そのように、過剰なまでに「美しく」あり続けようとする女性達も多いアメリカ。もちろんここだけの問題ではないが、その両極端さには、驚くばかりである。物に満たされ過ぎた生活を続けてきたからこその、現代病なのであろう。そういうアメリカ人を見ていると、つくづく日々の食べ物の大切さを感じるし、いかに精神面でも安定した生活を送る事が大事か、ともおもう。心身ともに健康であると言うのは、どういう事か、自分への反省も含めて、もう一度考えて、実行しないといけないと切に思う。そういう事を色々考えているうちに、ワタシもとうとう、これ以上は太ってはいけない!と目覚めた。文字どおり重い腰をあげて、ダイエットしようかと真剣に考えはじめている。ダイエットなど、計画的に物事を進めるのは本当に苦手な分野であるが、以前一度だけ真面目に取り組んで成功したダイエットがある。Dr.AtkinsのLow Carbohydrate Dietである。アメリカでは有名なこのダイエット、炭水化物の摂取量を減らすのがメインだが、パンやご飯大好きなワタシには結構辛かった。でもそれだからこそ、ワタシには向いていたのだろう、2週間で3キロ痩せた。5週間ほど頑張って続けていたが、そのあと日本へ里帰りする事になり、一気にではないが徐々に元に戻ってしまった。ああ。嫌だけど、面倒だけど、またやろうかな・・・?何かにつけうるさいダンナにも「オナカのゼイニク どうにかしたら?」と言われ続けている。普段はめちゃ腹立つので無視、だけれど、さすがに今日言われたときは、ワタシも「そうだな・・・」と共感した・・・。ワキバラの肉を取るのに効果的なエクササイズがないものだろうか・・・・・?ワキバラだけは、着るものでなかなかごまかせないので、とりあえずこれをどうにかしたい、と言うのが目標である。これからますます歳を取り、体も衰えていく一方なのでなおさら、体も心も鍛えなきゃ、とワタシにしては珍しく、真面目に考えている次第である。

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