Tapestry

2005/11/13(日)07:21

ブリジット・ショウメイの日記~1~

昔々話(2)

笑えるタイトルですんません。(^^;) 過去にもたくさん、私自身のドジ話は書いてるんですが(たとえばこんなん。) これからちょっとシリーズ化しようかな、なんて思いつきました。(笑) ネタもなくなってきたところだし、自虐ネタで笑ってもらおうなんて セコイかもしれませんが、まぁお目汚しに・・・。 思いつき次第に書くつもりなんで、時代はあちこちに飛ぶと思いますがご了承を。 ☆☆☆◎◎◎☆☆☆◎◎◎☆☆☆◎◎◎☆☆☆◎◎◎☆☆☆◎◎◎ ~第一話~ 1994年、夏。5月に入籍し、まだ新婚ホヤホヤだった私とポパイは、結婚「事後」報告とハネムーンを兼ねて、ポパイの家族が住んでいる、アメリカへ10日間ほど出かけることになった。ポパイのお兄さんやお姉さんが住んでいるカリフォルニアへ行き、日本での結婚式もまだ済ませていなかった私たちのために、レセプション・パーティをそこの義兄宅で開いてもらう予定になっていたのだ。 ポパイの家族とはもちろん初対面だった。今以上に英語も話せず、アメリカ人である義家族に初めて会う緊張もあったが、何より結婚して初めての海外旅行に浮き立っていた。 空港まで迎えに来てくれたのは、義兄家族と当時まだ独身だった義姉とそのボーイフレンド。義兄の娘二人は、まだ7歳と9歳という、かわいらしい盛りであった。写真で見たことはあったが、義姉はとても綺麗な人で、ボーイフレンドも美形だし、まさに「絵になるカップル」だと感動したものだ。しかしその義姉が皆の前でも恥ずかしげもなく「ダ~リン~♪」と彼のことを呼ぶのを聞いて、初カルチャーショック!あの衝撃は今でも忘れない。 それから初めて義母と対面。義母が待っている義姉の家に着くまでの社中で、義母がどれだけパワフルな人かみんなから聞かされていた私だが、一目で納得。初対面の私に、息が詰まりそうな大げさな大ハグと英語攻撃で迎えてくれた義母。嬉しいやら恥ずかしいやら。今でもその義母のパワーは衰えていない。 その後のことは(パーティ以外は)詳しくは覚えていないのだが、一つだけ泣きたくなるようなドジを踏んだのを覚えている。 家族みんなに何か日本食を作ってあげたらどうか?というポパイの提案で、そうめんを作ろうと用意していった私。そうめんなら失敗もないだろうし、食べられない程嫌いと言う事もないだろう、と思ったからだが、まだ若かった私、自分を見損なっていた。総勢11人と言う大人数分のそうめんなど、新婚ホヤホヤの私には、いまだかつて茹でたこともなかったのだ。 大鍋に大量のお湯を沸かし、そうめんを放り込む。それが間違いの元だった。2回に分ければよかったのに、焦って一度に大量のそうめんを茹でようとしたために、本来、お湯の中で泳ぐように茹でられるハズのそうめんが、まるでピザ生地のように、お団子のように、固まりつつあったのだ・・・。(涙) もちろん、その日のメニューはそうめんがメインだったので、11人のお客様の前で、「失敗しました・・・。」などと言うわけにも行かず、固まったそうめんを食す羽目に・・・・・・・。(号泣) 内心『まぁ、みんなそうめんなんて食べたことないのが不幸中の幸いやわな。こういうもんやと思ってくれるやろう・・・。』などと甘く考えてはいたが、いくら知らなくても、そりゃぁ固まったそうめんなんて、美味しいはずもなく、大量に余ってしまいましたよ・・・。(泣)おまけに焦り狂った私、つゆに入れる刻み海苔を開けようとしたときに、ぶっ飛ばしてしまい、海苔までがおじゃんになるし・・・。 嗚呼。 ~第一話:完~

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