ALOHAジョニーの                     『なんくるないさぁ My Life』

2004/06/29(火)08:37

他人の人生に関わる

就職・転職(101)

毎週たくさんの方と面接してます。 覆面面接官ですから、相手はボクを「その会社の人」 だと思って面接を受けています。 ボクがする面接は、多くの場合が一次面接。 まあ、それ以上に重要な面接をボクにまかせるのは どうかと思うしね。 いつも思うのは「この人たちの人生が、ボクのジャッジ によって大きく変わることだって多いよな。」 ってこと。 特に中途採用だと、いろいろなバックボーン(家庭とか 過去の苦労とか)が見えてくるので、能力という部分 は別として「採用してあげたいなぁ・・・。」と思う ときも少なくないのです。 でもやはりそこは、「マッチング」とか「スキル」とか 「即戦力性」とか「残業や転勤大丈夫?」なんて部分で シビアに判断するしかない。 結構悲しい想いをしたりします。 でも最近は、こうも思うのです。 「落とすことが幸せな場合もある。」ってね。 せっかく入っても、合わない仕事だったり、スキルの 足らない業務だと、もっと悩んでしまうし、すぐに やめてしまったらキャリアに傷にもなる。 その人がもっといろいろな会社を見れば、ピッタリの 仕事が見つかるかもしれない。 そう考えると、無理に入れることがいいことでも ないんだなと思って気休めにしています。 とはいえ、人の優劣を判断するって結構つらいこと ですよね。目の前で話を聞いている人たちを、「選別」 するのではなく「スキルアップ」させるような取組みを したいです。 新卒の学生にはそういうことやってますが、ビジネスマン の転職希望者向けにもやっていこうかなと。 今のクライアントに提案して、そういうプログラムを はじめようかな? どうにもならない人もいますが、多くの人は「ここを こう変えれば、ここの表現をこういう言い方に、 ここはこう書いて。」なんてことをアドバイスすると、 結構印象は良くなるんですよ。 正直言って、実際にその仕事をやらせてみなければ できるかどうかなんてわからないんじゃないかな? だからこそ、入口をクリアするテクニックを磨けば 世界は広がるはずです。テクニックというのは ちょっと語弊があるけど。 今月の面接もトータルで300人を超えました。 その先に進んだ人は130人程度。 その後はどうなったのかが気がかりです。

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