[マーケティング]の記事一覧 | （ほぼ習慣）企業人コーチ・湘南太郎。の　　　「心に灯がともるＢｌｏｇ」

行って来ました『東京ミッドタウン！』

行って来ましたよ、『東京ミッドタウン』！！まさに、「お江戸の真ん中」、「東京音頭」と来たもんだ！（←？）２６日（月）、またしても内覧会に行って来ました。いやーっ、かっくいーっ！！ヒルズに初めてプライベートで行った時は「興奮したっ！」って感じだったけど、今度は「ゾクゾクした・・・」って感じだったな～っ。いや～っ、なんて言うんでしょー、『オトナの色香』みたいなものが、敷地や館内全体に余すところなく漂っているんだな～っ。なんかもう、ホント「ゾクゾクしたっ」って感じなんです。自分ももう３０代後半、ホントこういうのにはシビレちゃいますね！実際のところ、明らかにターゲットは３０代以上、それも後半以降って感じかな。なかなか学生や２０代には敷居が高いですよ～。むしろ違和感さえあるかも！？まさしく、その商業ゾーン「GALLERIA」の雰囲気は、高級ホテル付随のショッピングゾーンそのもの、って感じなんですから！ヒルズが曲線を多用して斬新性を打ち出し、近未来を表現したとすれば、ＴＭＴ（？）は直線を多用してシンプルさを打ち出し、和とモダンを融合させた、まさに「シンプルモダン」ってな感じかなぁ？引越しを控えてインテリアに夢中な自分には、まさにお手本にしたいような内装でした！それにしても、三井さんのセンスと本気度合いには度々驚かされます。。。室町の「日本橋三井タワー」の洗練ぶりにもシビレましたが、その勢いは留まることを知りません。間違いなく、今、日本で最もハイクラスな商業施設でしょう！（そういう意味で、このジャンルでは「表参道ヒルズ」といい、森ビルさんとの比較が面白いところです。）ところで、「インテリア」と言えば、そのカテゴリーも大変充実していて、今最も人気の（？）、「ＴＩＭＥ＆ＳＴＹＬＥ」あたりもしっかり入ってましたよ！さて、巷には、「ミッドタウンはあまりにもハイソ過ぎるが、旨くいくのか？」っていう懐疑的な声もあるようですが、自分的には、「バッチリ」だと思いますよ！六本木やあの界隈には、私のような凡人には想像もつかないようなクラスライフを過ごされている方がゴマンといて、それこそああいう商業施設や複合施設の登場を待っていたのではないでしょうか？それに、あの辺りの外人生息率を考えれば、大手外資の在日エグゼクティブなんかのハードユースも十分見込めますよね。というわけで、『東京ミッドタウン』は、成功間違いなし（？）の大注目スポットです！是非皆さま、早めに一度は訪れてみては如何でしょうか！？

『ららぽーと横浜』内覧会に行く。

今日は『ららぽーと横浜』の内覧会に行ってきた。す・・・スゴイっ！何がスゴイって、その大きさとテナントの充実度！核テナントのイトーヨーカ堂はその大きさと品揃えが魅力（ちゃんと見てないけど・・）。間違いなく近隣商業地・施設との競争において、大きな差別化要素になるだろう。。。大丸の食料品ゾーンもなかなか魅力的。選りすぐりのテナント群と見せる売り場づくりでお客様の購買意欲をくすぐることだろう。専門店ゾーンのテナント群の充実ぶりが何よりスゴイっ！ややハイクラスなテナントから日常的なテナントまでその顔ぶれは、もう「フル装備」としか言いようがないっ！この地では、ハイエンドはまず必要ないだろうから、まさに必要にして十分！三井の力の入れ方が分かると言うものだ。先発のラゾーナ川崎プラザや豊洲よりも充実していることは間違いない。どちらかと言えば、飲食よりも物販の集積ぶりが目を引く。とは言え、高級・稀少テナントの集積による新たなスタイルのフードコートの展開など、極めて興味深い部分が飲食部門にもあるから驚きだ！個人的には、「ARMANI EXCHANGE」の出店とインテリアショップ（ACTUSとin the Room）が二つ、ほぼ隣り合わせに出店しているのが興味深かったかな。何れにせよ、これだけの商業集積は本当に凄い。恐れ入った！、という印象。間違いなく、周辺商業エリアに大きな影響を及ばすだろう。影響度の順に並べるとこんなところか？？港北ＮＴ＞町田＞横浜東西口＞みなとみらい・・・唯一の弱点はアクセスか？横浜線鴨居駅からは思ったよりも近く、道は細くて面白みはなかったけれど、案外、鶴見川を渡るルートは味わい深い（富士山も西に望めたりして！）。駐車場を４千台以上完備し、平日無料、というのは評価できるが、問題は土日でしょ！決して太くはない周辺道路は、恐らくは当面大渋滞でしょ？なかなか現地まで辿り着けないのではないでしょうか？？どこまで、このハンディキャップを克服できるか？、見ものですね、これは！？自分も、「ららぽーと隣接のマンションを買っても良かったか？」と一瞬思ったりもしたが、そのアクセスのイマイチさと都心からの距離を思うとやはり・・・と言うのが正直なところ。兎にも角にも、広い意味での「横浜エリア」に巨大な商業施設が誕生したことは間違いなくて、ＧＷ辺りまで、大騒ぎになるのではないでしょうか？？ホントにスゴイですよ、これは！！ちなみに、オープンは１５日（木）だそうです・・・。（「アド街」はいつ取り上げるんだろ（笑）？）

阪急と阪神が経営統合！

いや～っ、ビックリ。京阪神地区出身の方には、結構ビッグニュースですよね？野球ファンならずとも、大手私鉄の存在感は関東の比ではありませんもの。実際、阪神はタイガースのイメージが強くて、会社としてはイマイチの評価かもしれませんけれど、関西で「大阪急」と言えば、超一流ブランドですものね？以前、当地ではサントリーや日本生命、関西系大手都市銀行あたりと並ぶ就職超人気企業とも聞いたことがあります（合コンでの人気も高いとか！？）。ちなみに、私自身は名前が示すとおり、根っからの関東人なのであしからず。。。それでも、「阪急」という企業には以前から随分注目してきましたし、（企業としての）「阪急ファン」だったりもします。私鉄の経営モデルを築き上げた小林一三の経営スタイルや、宝塚や東宝を生み出したその先見性、文化や夢をビジネスとしてしっかりと成立させるそのセンスはホントにスゴイと思います。今でも、同社に息づくマーケティング感覚や遊び心、頭の柔らかさというか、先進性には非常に目を見張るものがあります。そういう意味では、やっぱり阪急Ｇによる「救済合併」の意味合いが強いのでしょうか？？いやいや、実際には、阪急Ｇの経営状態も決して安泰とはいえず、逆に、タイガースのお陰で「全国ブランド」である阪神と手を組む、というのは、案外お互いの長短を補完しあう、報道どおり、まさに「対等な経営統合」なのかもしれません。どうせなら、ブランドを一つに統一してもらいたいところですが、上述のとおり、「阪急」は関西を中心に老舗名門ブランドとして定着していますし、「阪神」は球団によって全国ブランドの呼称ですし、実際にはなかなか難しそうですね。。。球団に限っていえば、間違っても、「阪急タイガース」や「阪神ブレーブス」が誕生するなどと言うことはゆめゆめあり得なそうです^^！これを契機に関西では「私鉄再編」が起こり得る、とされています。一方、関西同様あるいはそれ以上に地域ブランドに多かれ少なかれ影響を与えてきた関東においても、私鉄同士の経営統合や再編というのはあり得るのでしょうか？？？近年とかく不祥事や事故等が取り沙汰されることも多く、「含み経営」の恩恵に浴することも出来なくなった関東私鉄においても、決してあり得ない話ではないかもしれません。いろいろな効果（もちろん弊害も）や利便性もありそうですので、利用者としても引き続き注目していきたいところです。。。

★魅せる技術★～「ＡＢＣクッキングスタジオ」から学ぶビジネスの切り口

近頃、「魅せる技術」がキモらしい。ビジネスの世界でも注目されつつある。同名の書籍も発売され売れているようだ。コーチング関連でも「見た目」を重視した書籍が出版されているくらいだ。「魅せる技術」とは何なのか？それを見事なまでにビジネスモデルに昇華させたケースを、先日の大阪出張で発見した。そう、「ＡＢＣクッキングスタジオ」である。私が今回大阪で視察した商業施設は３つで、全て最新の施設だったのだが、なんと！驚くこと無かれ、その全てに「ＡＢＣ」はテナントとして入居しているのだ。しかも、関東でよくあるように、施設の上の方の、病院やカルチャーセンターといった用事がある人だけのための施設が入居したフロアにあるのではない。普通に洋服や雑貨、人気の飲食店が軒を連ねるフロアに、突如として「バーン」と「スタジオ」を構えているのである。まさに「スタジオ」である。どの店舗も、ほとんど全て、表に対してガラス張りなのである。買物を楽しんでいる共用通路を往来する人々からすると、突然、目の前にテレビ局の「撮影スタジオ」が現れたかのような錯覚に陥る。それも、「チューボーですよっ！」のようなオシャレな料理番組の、である。ＨＰで調べてみると、全国の教室のほとんどが、オシャレな街の、いわゆる「雑居ビル」などではなく、街の中心にある最先端なイマドキのショッピングセンター等にあることが分かる。そう、まさに、「生徒さんの利便性」というより「魅せる」ことを意識しているのである。ガラス張りの「スタジオ」の中では、昼間っから（おそらく夜までも）、若くて可愛らしく自分を演出（ショーアップ）した素人の年頃のたくさんの女性が、さりげなく「魅せる」ことを意識して、茶目っ気たっぷりに笑顔を振りまきながら、慣れぬ料理に取り組んでいる。その光景は、通り掛かった全ての人の目を奪う。同年代の女性に、「自分も楽しく料理を身につけたい（ついでに観られたい？）」と思わせるのはもちろんのこと、大人の男性に対しては、「料理好きの女性ってステキだなぁ」と取り返しのつかない（？）幸せな（能天気な）幻想を抱かせるのである。そう、その「スタジオ」の中で繰り広げられている光景を目にする全ての人に、見事なまでに「ささやかな夢」を抱かせるのである。彼女達は、明らかに「観られている」ことを意識しており、料理とともに、いや、もしかしたらそれ以上に、そのことを楽しんでいる。そして、「スタジオ」にとっては、彼女達は自ら「販促費」を持ち寄って最高の販促活動を繰り広げてくれる極めてリーズナブルな「体験モデル」なのである。今だかつて、これほどまでに、「魅せる技術」を余すところ無くフル活用したビジネスモデルが他にあっただろうか？「魅せる」ことにしただけで、販促費を無くし、最高品質の「モデル」にして「顧客」を大量に吸い寄せ、目にする全ての人々にささやかな「幸福感」を与える・・・・う～ん、完璧だっ！！「ＡＢＣ」に倣って、「魅せる技術」により、ビジネスを飛躍的に拡大発展させることの出来るケースは他にもたくさんあるのではないだろうか？私も、早速「魅せるコーチング」として、「湘南コーチングスタジオ」をビジネスモデル特許として出願した（してないって！）。それは冗談としても、コーチングにおいてはコーチ・クライアントとも、原則、神経をクライアントの内面に集中させる必要があるのでこれは難しそうだ。しかし、「個人のあり方（ｂｅ）、生き方（ｄｏ）」において、自分の持っているもの（ｈａｖｅ）をいかに周囲に「魅せていくか」というテーマは、コーチングにおいても重要な切り口の一つであろう。このように、他のビジネスの成功のノウハウやエッセンスを、自分が携わるビジネスやプロジェクトに上手く応用させていきたいものである。まずは「魅せる技術」あたりからどうだろうか？