2012/01/30(月)12:08
脱出
昨日書いた「僕個人の経済的破綻が予見される状況」からどう脱したか。恐らく皆さん興味があると思う。
あの時僕は頻発する急性胃腸炎に苦しみながらもその職場に留まろうとしていた。
他に選択肢が見当たらなかったからだ。
そんな時、既に退職を決めていた職場の同僚からメールを受けた。
内容は新しい職場への誘いだった。
頭数が揃わないらしい。
僕は丸1日程思案し思い切ってその誘いを受けた。
結果、収入面での不安によるストレスが解消され健康な体を取り戻した。
今回は自ら積極的に動いた。
待遇の改善を交渉してみた。
いや、本当はそうするつもりでなく、今後の見通しをうかがうつもりだった。
しかし、交渉担当者があまりにも悲観的見通し(元請けの要望を断れない)を示したため、つい待遇改善を切り出してしまった。
もちろん答えはノーだった。
理由は「あなたの待遇を良くしたら全員よくしなければならないではないか」ということだった。
そうなると引くに引けず「では、次回の契約更新はできません」と。
担当者はあっさりと了承した。
僕は自分が必要とされているか確認したかったのかもしれない。
たった一言でも確証があれば頑張れた。
27日のタイトル「酒」で書いた「ちょっと悲しいこと」というのは、そのことなのだ。