食事回数を減らしながら食事改善
前回の記事で我が家の炭水化物摂取量が減っていると申し上げましたが、実は食事の回数そのものが減っています。 3年ほど前までは私たちも一日三食の生活をしつつ、間食も楽しんでいました。これは今でも多くの日本人の食事スタイルなのではないかと思います。 そんな中、断食生活を日常生活に取り入れたり、一日一食生活や炭水化物完全抜きしたりしている芸能人たちが増えてきました。 みなさんもご存知の方も多いとは思いますが、代表的な人たちを何人か挙げてみます。一日一食生活の芸能人片岡鶴太郎ヨガの修行で体脂肪を極限まで削ぎ落とし、朝食のみの一日一食生活でエネルギー代謝を最適化した生活を長年続けています。彼のヨガに対する情熱とストイックな食生活に家族の理解を得られず、最終的に離婚してヨガの達人にまで登りつめましたね。自己実現の夢が叶うのなら、それもアリの人生かと私は思います。タモリ腹が減ったら食べるをポリシーにしていたら一日約一食になっていたとのことです。彼自身相当の料理の腕前ということもあり、食に対する執着は相当のものだと思いますので、おそらく加齢により食事量が減ったので自然に一日一食にシフトしたというところでしょう。京本政樹彼はもう何十年も前から一日一食を単にアピールしていたという印象です。健康面というよりは、芸能人としての画面露出頻度をキープするために体型維持に取り組んでいると見ています。いろいろなところで一日一食発言していたはずなのですが、YouTube にはその動画が見つかりませんでした。GACKT運動、食事、健康すべてにおいて専任のトレーナーをつけて健康生活を実現している第一人者と言っても良いと思います。筋力をつけて代謝を上げる、炭水化物を避ける、ファイトケミカルや酵素確保のために低温調理を行う、意図的に軽い飢餓状態を作り、一日一食を行うことで免疫力アップと内臓負担を抑える。こういった一連の作業はお金以上に毎日の努力の積み重ねがモノを言います。芸能人であるが故に金銭関係の黒い噂や陰謀論めいた発言をたまにネットで目にしますが、健康的な生活スタイルの確立に対する執着心と努力は、片岡鶴太郎の比ではないでしょうね。YOSHIKI彼も健康生活の姿勢に関してはほぼ GACKT と同様と見ています。有り余る富を持ちながら一日一食生活をする。この時点でこの世で一番大切なことは健康寿命をいかに伸ばすかに尽きることに気づいていると思われます。GACKTほどは厳格には炭水化物抜きをしていない、とやんわりとした発言にとどめているのは、メディアの露出でどうしても食事をしなければならない場合、営業活動の一環として炭水化物も摂っているという妥協もあるのでしょう。ちなみに、日本のメディアに出てくるYOSHIKIはホワンとした穏やかなイメージですが、中身はゴリゴリのヘヴィメタ野郎ですから、活動拠点の米国ではごく当たり前のように英語で口汚くガミガミ言っていたりしますよ。くれぐれも彼の日本のイメージ戦略に騙されないようにしてくださいね。私はこれくらいの二面性がある方が好感が持てますけどね。水谷豊加齢もあるのでしょうが、夜を豪華にする食事スタイルにシフトすることで食べたいものを食べるようにしているようです。高橋一生食事に関してあまりポリシーを感じませんが、おそらく理由は京本政樹と同じ体型維持に近いのではないでしょうか。残念ながら彼自身が一日一食発言をしている動画を見つけられませんでした。著名人が積極的に一日一食にする理由 上記に挙げた芸能人はほんの一部になりますが、ネットを探せば数え切れないくらいの芸能人や著名人がすすんで一日一食生活にしていることがわかります。 片岡鶴太郎やGACKTの数十年にもおよぶ体験をもとにした知見は説得力がありますが、彼らのみならず著名人に共通して言えるのは、「健康は金で買えない」ということに尽きるでしょう。 金がいくらあっても健康でなければ話にならないのです。 人は食べたもので生きていますが、食べたものを消化するために人体は大量のエネルギーを消費します。食事と消化エネルギーのバランスが狂うと体調が悪くなり、それが慢性化すると老化スピードが加速し、いわゆる成人病を発症して死に至ります。 食事はエネルギー摂取のために行うものであって、どうでもいいゴミを食べ続ければいずれガタが出てくるという、単純な話なのです。 このことから、できるだけ健康寿命を長くするには、以下を徹底するのが効率が良いということになります。GACKT の生活スタイルとほぼ合致していることがわかるでしょう。【基本事項】運動をすることで筋力をつけ代謝を上げる(ミトコンドリアを活性化する)間食をやめる食事と食事の間を空ける。約一日空けるのが理想(プチ断食)長時間眠る(胃腸を休ませる時間を長くする)【追加事項:食事の内容】 以下、かなり極端に思われるかもしれませんが健康オタクの著名人なら真面目に実践している可能性が高いです。 かつて日本は健康大国でしたが、ここ数十年で日本人の生活に大量のまがい物が入り込んできたせいで日本人の食生活の質も低下していることは間違いないでしょう。外食をやめる市販の菓子類をやめる添加物まみれの食品を買わないパンや米などの炭水化物をやめるタンパク質を摂取する(動物性タンパクが理想)良質のバターやオリーブ油を摂取する安い植物油やごま油をやめる砂糖の摂取量を最小限に抑えるジュースを飲まないようにする酒を飲まないようにする非加熱の食品を摂る(食物に含まれている酵素をそのまま人体に取り入れる) 参考ビデオとしてご紹介しますが、米国ではロバート・ケネディ・ジュニアが「米国を再び健康にする」というスローガンを掲げ、人工甘味料、砂糖、人工着色料の危険性について力説し、実際にそれらの排除の向けて活動を始めています。肉食ダイエットから学ぶ同居人の成功体験 肉食ダイエットと聞くと逆に太るんじゃね?と思われるかもしれませんが、同居人はこの2年間で10キロ体重を落としました。 それまでは典型的な西洋人らしくパスタやらピザやらハンバーガーやら大好きだったのですが、備蓄生活を始めてから健康生活に目覚め、独自に調査を行ったところ、肉、脂、塩は普通に食べて良いが、パン、パスタ、米類を控え、砂糖やジュースはできるかぎり摂らないようにするという結論に達しました。 食事も一日一食に切り替えてからは、スーパーに行く頻度も食材の内容もガラリと変わりましたね。 肉と一緒にきちんと脂質(牛脂やバター)を摂ることで、一日一食でも空腹感を感じないそうです。 太る理由は食べ合わせの問題で、炭水化物と砂糖が組み合わされると身体に脂肪が蓄積されやすくなります。 レストランでステーキを頼み、ライスやパンを楽しみ、デザートのアイスクリームまで食べてしまうと肥満街道に乗ってしまうということになります。 こちらの参考動画でその原理が説明されています。 また、甘いものは飢餓感を引き起こしやすくなるとも言われているため、食べてもすぐに空腹感がでてくるので、ついつい無駄食いの回数が増えて太っていくことにもなります。 果物や野菜のジュースも一見身体に良さそうですが、果糖の塊をそのまま身体に流し込んでしまうことと、消化吸収のプロセスで肝臓に負担をかけるため、毎日果汁100%ジュースを飲み続けると飲酒を続けたのと同様の肝臓疾患に罹患するリスクが高まります。 こちらがジュースの危険性について語っている参考動画になります。 ※上記の動画は果糖の長期的な危険性についてまでは触れていないので、追加でこちらの動画もご覧ください。 安い無果汁ジュースには砂糖、人工甘味料、着色料、香料で味付けしてありますし、ちょっとお高めの健康志向の果汁100%ジュースでさえも糖尿病のリスクが上がるとなれば、ジュース類は全部アウトということになります。参考記事:野菜果物ジュースは菓子パンより健康に悪い…医師が「ジュース類は消化機能を無視した食品」と警告する理由まずは気づくことから ここまでの論調で、食事が唯一の楽しみなのにいろんなものを我慢しなければならないなんて、囚人生活みたいでイヤだと思われる方もいらっしゃることでしょう。 ですが、これは単に気づきの問題です。 この健康生活のしくみに早く気づけば、すぐに食生活を改善して以前より充実した食生活と健康を手に入れようとするでしょうし、気づけなければ何となく美味しそうなものを口にするだけの生活を続けることになります。 たとえば糖尿病になれば、まちがいなく医者からの食事制限が課されることになります。自ら納得づくめで糖尿病のリスクを事前回避するか、糖尿病になってから我慢を強いられる食生活を送るかのどちらかを選択すればよいというだけの話です。 ただ一点、物価が高いからといって食事の質を下げるのだけはおすすめしません。 毎日一食分をカップラーメンに置き換えたり、米が高いからといって菓子パンに置き換えても健康になるどころか、成人病のリスクが増すだけです。