ショップハンター

　前回は TIGER まほうびんの Soup Cup が未着の状態でレビューを行いましたが、先日ようやく商品の方が手元に届きましたので、今回は昨年販売された nooma との外観比較を行います。

　nooma という既存製品は見聞きしたり、実際に使ったことはあるが、新製品との大きさがいまいち掴めない、形状や特徴がどう異なっているのかを知りたい方の疑問にお応えできればと思っています。

nooma とまほうびんの Soup Cup の外箱比較

　画像でご覧いただくのが一番分りやすいと思いましたので写真を撮ってみました。
　幅も高さも大分違いますね。



　nooma の外箱は幅7.5cm×高さ11.5cm×奥行き7.5cm、まほうびんの Soup Cup の外箱は幅10.0cm×高さ13.0cm×奥行き10.0cm となっています。

箱から取り出して並べてみたところ

　中身を箱から取り出して横に並べると、nooma が大分細身で小さいことがお分かりいただけるでしょう。

nooma とまほうびんの Soup Cup を手にしてみる

　寸法を聞いただけではイメージを掴みにくい方もいらっしゃると思いましたので、実際に手に取ったところを撮影してみました。

　nooma
　nooma の口径は 5.1cm となっています。



　まほうびんの Soup Cup
　まほうびんの Soup Cup の口径は 7.8cm となっています。



　まほうびんの Soup Cup の方が安定感はありますが、nooma の重さが 170g であるのに対し、まほうびんの Soup Cup は 280g と 110g の重量差がありますので、コンパクト性を求めるなら nooma をおすすめします。

フタを外して飲み口を比較してみる

　外蓋を外したときの飲み口の形状比較を行います。

　nooma
　nooma はこのように、口当たりを考慮した飲み口（取り外し可能）のリングが付いています。ドリンク類を直接飲めるような設計になっているのでしょう。




　まほうびんの Soup Cup
　まほうびんの Soup Cup はスプーンを使って中身を取り出すことを想定していると思われるため、飲み口のリングは付いていません。このようにステンレスが剥き出しの状態になっています。

　今回、当方では 3 種類（全色）のまほうびんの Soup Cup を購入しましたが、そのうち 1 個のステンレス部分にバリが見られました。初期出荷製品にはこのように個体差が顕著に現れる可能性がありますので、気になる方は店舗で商品を実際に手に取り、外観を良く確認した上での購入をお勧めします。

まほうびんの Soup Cup に付属のスプーンについて

　まほうびんの Soup Cup には便利な折り畳みスプーンが付属しています。
　このスプーンは、以下のように中蓋の上に収納できるようになっています。



　中蓋に折り畳みスプーンを収納するという発想は、他社製のスープインランチという製品（デザインは可愛いが保温効果なし）で採用されていましたが、そちらに付属のスプーンはセパレートタイプのものであるのに対し、こちらは一体型の折り畳みタイプになっています。

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　また、スープインランチに付属の華奢なスプーンに比べると、まほうびんの Soup Cup に付属のスプーンは適度な厚みと十分な長さがありますので安っぽくないのが良いと思います。

　組み立て方もちょっとユニークです。
　収納時は以下のように二つ折りになっています。
　良く見ると可動式のジョイントでスプーンと柄の部分を結合する形式になっています（折り畳むとコの字になる）。これは耐久性を高めるための TIGER 社の工夫かもしれません。



　これをまっすぐに伸ばします。



　最後にホルダーを以下のようにジョイント部分までスライドさせると、ジョイントが固定されます。



　組み立てには少々コツが要りますが、すぐに慣れると思います。


　以上、nooma とまほうびんの Soup Cup の外観比較を行いましたが、小食の方や弁当に汁物を添えたい場合は nooma、弁当箱として一つで完結させたい場合はまほうびんの Soup Cup を選択するのが良いでしょう。

　ただし、前回の記事にも書かせていただいたとおり、nooma の方が小さいにも拘わらず保温性がまほうびんの Soup Cup よりも優れていることが仕様表で明らかになっていますので、保温性と使いやすさを考慮して購入を検討された方が良いでしょう。






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