ショップハンター

2013/07/21(日)23:02

[性能レビュー] フードコンテナ・フードジャーの保温力比較検証 (2)

なんちゃってレビュー(89)

 前回の記事では、フードコンテナおよびフードジャーの保温力検証の対象となる 5 つの商品の仕様紹介を主に行いましたが、今回は検証結果を写真入りで紹介いたします。  前回の記事をご覧になっていない方は、以下のリンクからどうぞ。  [性能レビュー] フードコンテナ・フードジャーの保温力比較検証 (1)  以下より、商品画像、そしてその下段に検証前の白湯の温度(画像左、または上)、6 時間放置後の白湯の温度(画像右、または下)の順で表示します。 【検証前日時と室温】  開始日時: 2013/01/14 14:00  室内温度:18.6℃ 【検証後日時と室温】  終了日時: 2013/01/14 20:00  室内温度:18.1℃  紹介商品には人気商品が含まれていますので、品切れ中になっている可能性があります。  何卒ご了承ください。 【Thermos JBI-270】0.27L 結果: 90.5℃ - 54.2℃ = 36.3℃ の温度下降 【Thermos JBI-380】0.38L 結果: 92.7℃ - 58.9℃ = 33.8℃ の温度下降 【Peacock LKF-320】0.31L 結果: 92.5℃ - 56.0℃ = 36.5℃ の温度下降 【TIGER nooma MCA-A】0.25L 結果: 92.5℃ - 57.2℃ = 35.3℃ の温度下降 【TIGER まほうびんの Soup Cup MCC-A030】0.32L 結果: 92.5℃ - 47.9℃ = 44.6℃ の温度下降 【最終結果】  温度下降の少なかった順に並べると、以下のようになります。  1 位:Thermos JBI-380(33.8℃)  2 位:TIGER nooma MCA-A (35.3℃)  3 位:Thermos JBI-270 (36.3℃)  4 位:Peacock LKF-320 (36.5℃)  5 位:TIGER まほうびんの Soup Cup MCC-A030 (44.6℃)  TIGER まほうびんの Soup Cup の温度下降が際立つ結果となりました。  蓋にスプーンを収納できるという画期的なアイディアは、利用者にはとても重宝されると思いますが、その分蓋の密閉度が低くなっていると見られ、蓋の部分から温度が逃げているという印象がありました。  その他のすべてのフードコンテナ、フードジャーにおいては温度下降に大きな差異は見られないようですので、各社ともかなり真空断熱に力を入れていることがこれでお分かりいただけるでしょう。  その中でも、Thermos JBI シリーズの落ちる中蓋は、外蓋から熱が逃げるのを防ぐ効果があると見られますので、全体としてこのような結果となったものと思われます。 参考:Thermos JBI シリーズ フードコンテナの内蓋  また、注目していただきたいのが、TIGER nooma MCA-A は 0.25L という小ぶりながら 2位にランクインしましたので、保温効果としては抜群に優れていると言って良いのではないでしょうか?  フードコンテナ、フードジャー購入を考えていらっしゃる方は、今回の保温性能検証結果を参考にしていただき、ご希望の用途や容量に見合った商品をじっくり検討していただければ幸いです。    フードコンテナ比較・フードジャー比較へ  保温弁当箱特集へ  ←こちらからもこっそりコメントできます。

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