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テーマ:カルト映画(14)
カテゴリ:テキトーな映画レビュー
いきなりですが、この顔をご覧になってピンときた方は、相当なファンでいらっしゃいますね。
![]() 表はこちらです。 ![]() この顔に厚化粧を施し、ガーターストッキングを履かせてボンデージ系の衣装を着せると、キモい女装のヲッサンの完成です。 それでは、またタイトルでネタばれ完了ですが、今回は「超」が付くほど有名なのに、扱いはカルトな 1975 年作映画『ロッキー・ホラー・ショー』をご紹介します。
この映画との出会いは 16歳の生意気盛りのころでした。 プリンスに走った友人が遊びに来たときに持参したビデオが『ロッキー・ホラー・ショー』だったわけですが、当時の販売向け映画テープは軽く一万円を超えていましたので、同じ高校生なのに金持ってんなあ、と感心したものです。 一回観てファンになり、その後何回かレンタルし、成人してから DVD を購入、引っ越しているうちに紛失、再び買い直しというサイクルを繰り返して今に至ります。 現在、当方所有の DVD がこちらの二枚組になります。 ![]() 内部はこのように、ボンデージ&ガーターストッキング着用のお姉さま&オネエ様方の写真が DVD の表面を飾っています。 ![]() もともとはミュージカル作品の映画化なのですが、実はミュージカルは苦手だったりします。 苦手な理由としては、やっと感情移入し始めたところに登場人物が唐突に歌いだすと、一瞬で現実に引き戻されてしまうためです。 しかしこの映画に関しては、登場人物が歌い出したり、踊り出したりしても、絶対に夢から覚めさせないキャラの濃さが売りになっているとも言えるでしょう。 わかりやすいあらすじ一組の田舎臭いカップルが、友人の結婚式の帰りに道に迷い、そのまま怪しげな屋敷にたどり着いてしまう。 玄関では、カッパのように禿げ上がった薄気味悪い執事がお出迎え。 怪しさ一杯でドン引きしている間に、奥から厚化粧の女装男が登場。 彼曰く、トランスセクシャル星からやってきた博士で、今夜は彼が創り上げた人造人間「ロッキー」のお披露目パーティだとか。 それならどうぞ、私たち抜きで勝手にやっちゃってください、と及び腰のカップルを女装博士は見逃すわけもなく、彼らをズルズルと怪しい世界に引きずり込んでいく。 人造人間ロッキーとは何者なのか? そして彼らは無事にこの屋敷から出られるのか? みどころ1. 歌が楽しい ロッキー・ホラー・ショーは、ミュージカル映画ですので、当然歌にもストーリーが含まれているのですが、この手の映画の中で唯一の救いは、人の性癖を面白おかしく歌にしてしまっているところです。 ちょっと一歩離れた所で観ている感じが楽しいですね。 女装博士(ティム・カーリー)の登場時に流れるスウィート・トランベスタイトのブギー・ロック系のノリの良い曲はもちろんのこと、平凡カップルの女性(若かりし頃のスーザン・サランドン)が歌うタッチ・タッチ・タッチミー は一度聴くと忘れないメロディーになっています。 2. 普通すぎる人造人間「ロッキー」 普通の人間が圧倒的に少ない映画ですが、その中でも金色のビキニブリーフ一丁で登場するロッキーが普通すぎるので肩透かしを食らいます(私は食らいました)。 どれくらい普通かというと、青春ドラマか何かで、プールサイドに寝転がって肌を焼いていそうな青年を想像していただけると良いでしょう。 3. 慣れたらイベントに GO 就職したての頃に、職場の先輩が『ロッキー・ホラーショー』のハロウィン上映会&イベントをやるから行こうぜえ~なんてことを言ってきまして、会社休んででも行きます、と即答しました。 今でも根強いファンの間では同好会を結成して『ロッキー・ホラーショー』の上映会とイベントを開催しているとは思いますが、上映会を実施するにあたり、上映権というものを獲得する必要があります。 私が行ったのは高円寺のイベントでしたが、たまたまその前年度には上映権が取れずに悔しい思いをしたとのことで、その年の上映会は異様に気合が入っていたようです。 普通の映画館と違うところは、上映前に同好会の皆さんがコスプレ姿で舞台挨拶をしてくれるところですね。
こんな格好で嬉しそうに舞台挨拶をしていました。 ドン引きしている間もなく、映画を鑑賞するための必須アイテムが配られます。 私が行ったときは、プラスチックカップに入った生米、新聞紙、クラッカーが配られました。 結婚式のシーンでは、チャペルから皆さん出てきたところで米をぶちまけます(ライスシャワー)。 雨のシーンでは傘代わりに頭から新聞紙をかぶり、クラッカーは自分のお目当ての登場人物のお出ましのところでパンパン鳴らします。 まあ、ある意味形式ばってはいるのですが、二回も行けばコツは掴めるでしょう。 ファンでなければ面白さは皆無のイベントと言えますが、怖いもの見たさで一度足を運んでみても面白い経験ができるでしょう。 一点だけ難点を挙げるとすれば、英語のセリフの映画にビミョーな突っ込みを入れるところだけは、私はちょっと乗れませんでした。 ダジャレ的な突っ込みを聞きながら、映画を一緒に楽しみたいという方にはピッタリですけどね。 どうでもいいトリビアこの映画はトリビアだらけなのですが、予備知識なしで読んでもなるほど、と思えるネタが薄いのも心苦しいところです。 1. カッパ頭の執事が原作者 だれじゃそれ、という感じですが、劇中ではあくまでも脇役に徹している、ハゲの執事リフ・ラフ役のヲッサン(リチャード・オブライエン)が作った作品です。 どんな感じのハゲかは、こちらでチェックしてみてください。 リチャード・オブライエン プロフィール (IMDb) [外部リンク] 彼は 2012 年映画『The Perks of Being a Wallflower』のロッキー・ホラー・ショーシーンの演出も勤めていますが、こちらは俳優陣が役になり切れていない感だけが強く、とても残念な仕上がりとなっています。 エマ・ワトソンの違和感の漂う米国英語、ゲイ高校生があまりゲイっぽくない、主演男優の文芸オタクがいまいちヲタクになりきれてない、などのナイナイの流れでそのままロッキー・ホラーショーのシーンになだれ込んでも、ロッキー・ホラー・ショー好きなら一言言いたい気持ちになってくるわけです。 2. 歌う唇の正体 Science Fiction-Double Feature を歌い上げる、暗闇に浮かぶ真っ赤な唇の主は、劇中ではマジェンタを演じたパトリシア・クィン(参考プロフィールはこちら[外部リンク])で、実際の歌は原作者兼ハゲ執事リフ・ラフを演じたリチャード・オブライエンが歌っています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013.09.23 15:38:23
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