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ショップハンター

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2014.08.26
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カテゴリ:元気が出る話
 最近また忙しく、自宅でもダラダラと作業しております。
 寝てる間にちっこい人がたくさん出てきて、コッソリ仕事してくれたら最高だなあと現実逃避してみたりもしています。

 さて、今日の話ですが、作業中に突然の睡魔に襲われたので、もう疲れちゃったよと床の上でうたた寝を始めたんですよ(フランダースの犬状態)。

注意:ここから先は、グロテスクな表現や不謹慎な表現が含まれます。そういうのが苦手な方はご注意願います。


 気づくと、私は友人 J (英国人と日本人のハーフ)の家にいました。
 飼い猫の面倒を見るためです。
 5 匹の黒猫のうち、4匹が兄弟猫、1匹が外から拾ってきた野良猫ということでしたが、4匹しか見当たりません。
 この 4匹は仲良くじゃれ合っているのでどうやら兄弟っぽい感じがしました。

 残りの1匹はキッチンの片隅でぐったりしていました。
 権力争いに負けたのか、血が繋がっていないという理由で仲間外れにされたのかはわかりませんが、首の付け根の所を噛みちぎられていたのです。
 まだ体温のある仔猫を白いタオルで包みながらふとテーブルに目をやると、四角に畳まれたティッシュの山が見えました。

 ゴミを捨てておいてやろうと、そのティッシュを持ち上げたその瞬間、その隙間から白いアゲハ蝶が数羽と、何十匹もの黄色い虫がブワッと飛び立ちました。
 アゲハ蝶は空間を舞うだけでしたが、この得体の知れない黄色い虫は、はらはらと私の両腕と首筋に舞い降りて、ピタッと張りついてしまいました。


 今まで見たこともない虫だったので、絵にしてみました。
 こんな感じです。

黄色い害虫
 
 この虫が数十匹張りついているのですから、虫好きの私でもさすがに気持ち悪さを感じました。
 虫を手で払おうとするのですが、カギ状の前足でしがみついているのでなかなか取れません。
 そのうち肌がヒリヒリしてきたので、あわてて水道水で洗い流しました。

 虫がくっついていた部分の表皮は溶けて内部が露出していました。
 それでひりついた痛みを起こしていたのです。

 
 そのとき、J が交際中の女性と一緒に戻ってきました。
 部屋の異変にすぐに気付いたようです。
 彼の動揺ぶりはひどく、すっかり日本語を忘れていました。


(臨場感をお楽しみいただくためにここからは原語に対訳をつけます。)

"What the ... you opened it!?"
(オイ、開けちゃったのかよ!?)

"Well, I thought it was some trash."
(だってゴミと思ったんだよ)

"Now we have serious shit. We're gonna die!"
(もうマジヤバい。俺ら死ぬ。)


 彼は小脇に抱えていた紙袋の中から、白いプラスチック容器を取り出しました。
 
"We still don't have any effective antidote for the poison. This antibiotic ointment is just better than nothing."
(効果のある解毒剤がまだ出てない。この抗生物質入りの軟膏だって無いよりマシってだけで。)

"What's gonna happen to us?"
(私たちどうなるの?)

"I accidentally inhaled the bugs so I'm sure it's worse than your case. The doctor said I would have about a week or less..."
(俺はうっかり虫を吸い込んじゃったから、もっと悪い。医者は持ってせいぜい一週間とか……。)

「じゃ私も死ぬわけ?」 ← まんま日本語

"Here, take it, and I'm sorry."
(この軟膏やる。ゴメン。)

 いきなり余命宣告されて、ゴメンと言われても普通は納得いかないでしょう。
 しかし、不思議とこのときばかりは落ち着いていて、会える人には会っておこうと考え始めていました。
 これから出かける予定だと伝えると、キャンセルしろと言われました。
 不用意に紫外線に当たると、毒のまわりが速くなり、寿命がさらに縮むそうです。

 J は長袖のシャツの袖をめくると、黒紫色にはれ上がった腕を私に見せました。
 ようやく日本語を話す余裕が出てきたようです。

「虫に食われたところが日に当たると、こうなってどんどん広がる。」

「ぎょええええ。」


 自分の叫びで目が覚めました。


 疲れているときに見る夢はロクでもないのが多いですが、これはその典型例でしたね。
 今のプロジェクトが終わっても、しばらくはバイオハザード系のホラーゲームは控えようと思います。


 夢で本当に良かったと思います。



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最終更新日  2014.08.28 01:28:53


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