2019/08/15(木)11:08
薬を使わずに頭痛をやわらげる方法
針で頭を刺されているような痛みが続く片頭痛。本当に辛いですね。
片頭痛持ちの方なら同じような経験をされていると思いますが、頭痛薬はほとんど効果がありません。
今回は、当方が試している頭痛の取り方、やわらげ方をご紹介します。
妊娠中や授乳期で薬を飲めない方や、他の疾病で薬を服用しているなどの理由で、薬を増やしたくない方にもおすすめです。
なお、効果の現れ方は人によって異なりますが、片頭痛でお悩みの方は、ダメ元で試してみても良いかもしれません。
まずは頭痛薬を買っておく
頭痛薬が効かないと言っておきながら、いきなりそれかよ!と思われた方もいらっしゃるかもしれませんが、これは保険代わりです。
あらかじめ頭痛薬を用意しておけば、痛みが取れなかったときにも気休めとして使えます。
しかし、薬は毒にもなるので、買っておくだけでにします。
自己暗示の上手な方なら、小粒のラムネ菓子でも代用できるでしょう。
部屋を暗くする
強い光を浴びると、目からので刺激で頭痛がひどくなることがあるため、目を休めるために部屋の明かりを暗めに設定します。
テレビ、パソコン、モバイル機器など、目を酷使する電気機器の電源を切ります。
目を閉じて、まぶたの上を手の平で覆うようにして軽く押したまましばらくじっとしていると、目の周りのコリが和らぎ、頭痛が軽くなることがあります。
痛みの強いところを指を立てながら軽く押してみる
片頭痛がピークのときは、指で軽く触れただけで激痛が走るかもしれません。
指が触れてから離れた瞬間に、スッと痛みが引く瞬間が現れることがあります。
この感覚を覚え、指が離れるたびに痛みが引いていくと思いながら、角度をいろいろに変えて軽く押していくと、よくなることがあります。
また、このようなゾワゾワくるヘッドマッサージャーを併用してみると、頭のリラックス効果も得られ、気持ちよく頭痛が取れることがあります。
私も愛用しています。
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首のつけ根を親指の腹で押してみる
片頭痛は首や肩のコリから発生することも多いようです。
両手の親指の腹をつかって、首のつけ根から肩にかけてゆっくりと押していきます。
痛気持ちいいと感じる程度に力加減を変えながら試してみましょう。
血行がよくなるだけでなく、意識が頭から首筋に移るだけでも頭の痛みがやわらぐことがあります。
指がすぐに痛くなってしまう方や、効率よく首のツボを押したい方は、このようなツボ押し棒を使ってみてもよいでしょう。
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熱めの風呂に少しだけ浸かってみる
吐き気がない場合は、身体を温めて血行促進を図る方法もあります。
私がよくやっているのは、風呂を少し熱めに用意して、5 分だけ浸かる方法です。
長風呂になると吐き気が出てくることがあるので、サッと身体を温めて様子をみるのがよいでしょう。
身体が温まったところで、上記に挙げた軽いマッサージを試してみると、嘘のように痛みが引くことがあります。
自己暗示をかけてみる
子供の頃、傷口に手を当てて「痛いの痛いの飛んでいけ」とやった方も多いと思います。
半信半疑で試したら、全然やらないよりはやった方が痛みが弱かった方もいらっしゃることでしょう。
自己暗示は軽視される傾向があるかもしれませんが、やり方によっては絶大な効果を発揮します。
たとえば、片頭痛の強いところから見えないヒモが出ていると想像します。
それをズルズル引っぱり続けると、痛みがどんどん出ていくとします。
意識をこのヒモに集中しながら、痛みが出ていく様子をイメージし続けると、意識が頭痛からヒモに移ることによって、痛みが消えていくことがあります。
暗示のしかたは何でも自由ですが、すぐに想像できて、とことん思い込めるパターンを確立しておくとやりやすいと思います。
私がやってみて実際に効果のあった方法をご紹介しましたが、冒頭でも申し上げたとおり、人によって効果のでかたはマチマチになると思います。
また、片頭痛かと思いきや、脳溢血や脳腫瘍などの重篤な疾患の兆候だったという可能性もゼロではないため、痛みがなかなか取れなかったり、発熱、嘔吐などの症状が出てきたりしたときは、一時的に痛みが取れても治療にはなりませんので、迷わずに病院に行きましょう。