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ショップハンター

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2014.12.19
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 昨年の正月に実家のレコード盤を何とかしろと言われ、「[迎春] コレクターが真っ赤になって怒り出しそうなレコード鑑賞会」シリーズと称し、数回に分けて当方所有のビニール盤をご紹介しました。

 そのときにチラっと触れたハードロックグループ、モントローズの話題がこちらの回になります。



 昨日、楽天プロフィールでご紹介させていただいた裸男祭りジャケットですね^^。

 楽天プロフィールでのモントローズのつぶやきはこちら


 実物のビニール盤がこちら。
 高校生の頃に購入してから実家に置いたままにしていたため、保存状態は悪いと思っていたのですが、わりときれいでした。

Montroseジャケ表

 硬派なエレキギター弾き、ロニー・モントローズ率いる裸軍団でございます。
 ロニー・モントローズは、もとはエドガー・ウインター・グループのギタリストとして活動していましたので、ご存知の方もいらしゃるのではないでしょうか。
 もちろんバンド名は彼の苗字から取ったものです。

 見ているだけで鳥肌が立ちますね……時期が時期だけに。
 寒中水泳我慢大会の模様なのか、サウナでホカホカ状態なのか、デビューアルバム製作に金がかかりすぎて服を売ってしまったの図なのか、それとも裸族なのか、いろいろと想像をかきたてられるジャケットになっております。

 今でこそ、モントローズ自身の名はロックシーンであまり語られることはないですが、当時のヴォーカリスト、サム・ヘイガー(サミー・ヘイガー)の名を耳にすると、急に親近感をおぼえる方も多いのではないでしょうか。

 ロニー・モントローズが中央前を陣取り、右端にサミー・ヘイガーが写っております。
 後方で控えめに写っているのは左からドラマーのデニー・カーマッシ、右がベース担当のビル・チャーチです。

 裏面はこちら。

Montroseジャケ裏

 なんか表もヤバい感じの写り方なのに、裏はもっと怪しいですね。
 白色で囲った部分がサミー・ヘイガーですが、これを拡大してみましょう。

Sammyの写り込み

 心霊写真そのまんまですね。
 いずれ起こるであろう心霊写真ブームを狙ったかどうかは、彼本人のみぞ知るでしょう。

 ちなみに、バンドリーダーのロニー・モントローズは 2012 年に自殺でこの世を去っています。
 本当に残念です。

 中身はこんな感じです。
 実はこれ日本盤初回プレスなのですが、故福田一郎氏と渋谷陽一氏の豪華なライナーノーツが付属しています。
 裏面は歌詞カードになっていますが、JASRAC の問題があるかもしれないので画像掲載は控えます。

Montroseライナーノーツ

"
[引用はじめ]

カナダのBTO、
イギリスのバッド・カンパニーに対する
アメリカからの回答、
それがモントローズだ

[引用終わり]
"

引用元:『ハード・ショック』モントローズ ライナーノーツより

 BTO は カナダのロックンロールバンド、Bachman Turner Overdrive のことですので、ご存知の方ならモントローズの曲調も何となく想像がつくのではないでしょうか。

 BTO、バッド・カンパニーまで出てきて、スコットランド出身の大御所ナザレスが挙がってないのがちょっと気にはなりましたが、これらのバンドの組み合わせは、ハード・ロックンロール好きにはたまらないですね。

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 モントローズは、上記でご紹介した裸アルバムがファーストアルバムになります。

 ただ、この手のロックグループに共通することですが、後期の作品より初期の作品の方が荒削りな分、プロモーションに毒されてないところがファンの心をつかむ部分も多かったりしますね。
 BTO、バッド・カンパニー、モントローズ、ナザレス、すべてに言えることです。

 モントローズの場合、日本国内ではセカンドアルバムの『ペイパー・マネー』の方が先行発売されたせいもあり、そちが先にヒットを飛ばしたのですが、洗練されたテイストが感じられるセカンドアルバムよりも、こちらの裸祭り(もうかなり言いたい放題……)の方がゴリゴリでストレートなロックを楽しめます。

 本アルバムでは、B面の『ロック・キャンディ』と『メイク・イット・ラスト』がミドルテンポで若かりし頃のサミー・ヘイガーの歌声を堪能できるのでおすすめです。

 お次はサミー・ヘイガーつながりで、彼が後に在籍することになったヴァン・ヘイレンネタに移ります。
 ヴァン・ヘイレンも、ギタリストのエディ・ヴァン・ヘイレンが結成したバンドなので、命名コンセプトとしてはモントローズとまったく同じですね^^。

 当方はこちらの『VAN HALEN BEST OF VOLUME 1』を所有しています。
 このアルバムを購入したのは、2000 年頃にエディがガンを患ったのがきっかけですね。
 なぜかあのときはもう二度と彼らの曲を聴けなくなると思ってしまいました。

VanHalenベスト盤 Volume1

 1985年までデイヴ・リー・ロスがヴォーカルを務めていた頃はハード・ロックンロールテイストな曲調が多かったのですが、脱退後にサミー・ヘイガーが加入したときは、それは驚いたものです。
 また、曲調もこの頃から大きく変わりましたね。

 キャッチ―なメロディーとシンセサイザーの多用が始まり、ハード・ロックというよりは、ポップ・ロックというか、普通に楽しく聴けるロックとしてボン・ジョヴィ、ジャーニーあたりを好む層のロックファンを魅了しました。

 こちらがジャケットの中身。

VanHalenジャケットの中

 1978年デビューアルバム『VAN HALEN』から 1995 年発表の『バランス』までの軌跡の中から厳選された 17曲が VOLUME 1 として収録されています。

 ヴァン・ヘイレンでまずみなさんが思い浮かぶ曲といったら、デイヴ・リー・ロス在籍時の『JUMP』[1984年]、それからサミー・ヘイガー在籍時の『Why Can't This be Love』[1986年]ではないでしょうか。
 その他にも、ヴァン・ヘイレンの存在をご存知ない方でも、どこかで聞き覚えのあるメロディを持つ楽曲を多数輩出していますので、機会があれば是非試聴してみてほしいと思います。

 その後、エディはみごとガンを克服し、何と2007年にデイヴ・リー・ロスが再びヴォーカルとして戻ってくるという、長年のヴァン・ヘイレンファンには嬉しい展開となりました。

 また、日本の場合、ライブコンサートに行くと厳しいカメラチェックと携帯チェックが行われるのが通例ですが、2013年のヴァン・ヘイレン日本ツアーでは、写真撮影、録画、ネット配布 OK にしたのも、CD 店頭販売とプロダクションのプロモーション活動では CD が売れなくなっている時代の中で、新規ファンを獲得したいヴァン・ヘイレンの新たな挑戦ともいえるでしょう。


おまけ:

 過去記事つながりで、実家から引き上げてきたステッペンのライブアルバムジャケットがこちら。
 貴重盤の部類のアルバムですが、あまりの汚れ具合にビックリでございます。

Steppenwolf

 ステッペンウルフについては、いずれまた気が向いたときにでもご紹介します。

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最終更新日  2014.12.20 17:45:12
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