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2015.04.16
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 昨日のことなんですが、仕事中に突然トゥーシャイ♪シャーイ♪が止まらなくなりましてね。
 そのまま暗い作業場で電気もつけずに歌っていましたよ。

 80年代に打ち上げ花火のごとく登場し、瞬く間に名を聞かなくなった幻の英国ポップス・グループ、カジャグーグーでございます。

奇跡の二発屋歌手リマール


 何だかふざけた感じのグループ名ですが、当時を知る人の間では外せない名曲が『君は TOO SHY』ですね。
 向かって一番右端のヴォーカル担当リマールが甲高い声でクネクネ踊りを披露しながらトゥー・シャイ♪を連発しまくりますが、一回聴くとハマってしまうリスクの高い曲でもあります。



 ハッシュ、ハッシュ(シーッ)といいながら、口元に人差し指を立て、アイ・トゥー・アイ(目くばせ)で流し目をするリマールにどっぷりハマった女子も相当数いたのではないかと思います(口元はすんごい青ぞりだけど)。

 そんなアイドル的存在のリマールでしたが、彼を世界的歌手にのし上げた名曲がみなさんご存知の『ネバーエンディング・ストーリーのテーマ』ですね。

 前述のトゥー・シャイ♪で爆発的ヒットを飛ばしたにもかかわらず、ギャラでモメたというゲッスい理由で一番人気のリマールがカジャグーグーを追い出されるというトンデモ展開に。

 グループをクビになったおかげでソロとして身軽になり、第13回東京音楽祭[1984年]で歌ったことで運命の切符を手にします(緊張のせいか声が震えてて、普段の伸び伸びした感じが出てなかったんですけどな……でも銀賞)。

 たまたまそこに居合わせた審査員から『ネバーエンディング・ストーリーのテーマ』のオファーをもらい、世界中の人が彼の歌声を聴くことになったわけですから、人生って本当にわからないものですね。

 もしあのとき、彼が日本の音楽祭に呼ばれていなかったら、ここまで成功することはなかったかもしれないのですから。

 同曲はリマール一人ではなく、サビには米国女優ベス・アンダーソンの声もしっかり入った(実は別録りで後で合成)デュエット曲になっているのですが、初期活動時、そして英国盤プレス時にはあった彼女の名前が米国、ドイツ進出時にはクレジットから消えてしまっています。 

 プロモーションビデオもベス・アンダーソンバージョンと、黒人女性マンディ・ニュートンバージョンがあるのですが、後者はリップシンキングになっているため元歌がベス・アンダーソンのままという複雑な作りになっています。

 ちなみに、今はなき伝説の歌番組『夜のヒットスタジオ』出演時には、フロントにリマール、バックシンガーとしてマンディ・ニュートンがステージに立ちました。

 映画を観に行ったあとに隣人がサウンドトラックを購入したので、再生しながら一緒に歌ったハナタレの頃を思い出しましたよ。


終わらない『ネバーエンディング・ストーリーのテーマ』


 個人的にはねちっこいトゥー・シャイ♪が好みですが、『ネバーエンディング・ストーリーのテーマ』なら知っているという方の方が圧倒的に多いですね。

 とても覚えやすいメロディーと美しい歌声に魅了され、この曲が流れてくると歌詞は知らずとも何となく一緒にハミングしてしまう方もいらっしゃるのではないでしょうか。
 映画をご覧になった方なら、このメロディに乗せて白いファルコンが空を飛ぶ映像が脳内再生されることでしょう。

 この曲はボンヤリと始まってボンヤリと終わりますが、リピート再生すると延々と同じ旋律がループするというしかけになっています。
 
 実際、リマール自身は五十路をすぎた今もなお自分の持ち歌として歌い続けています。
 これぞまさに一曲だけで続くよどこまでものネバーエンディングストーリーです。

 それにしても彼は歳を取らないですね。
 当時の少年のような面影に渋さがプラスされて、一瞬英国人俳優のアラン・カミングかと思ってしまいましたよ。



 いい俳優です(リマールどこ行った)。
 考えてみたらどちらもネエさん……。


おまけ:
 カジャグーグーのその後もついでに調べてみたところ、2003年からリマールを呼び戻して再結成し現在に至りますね。
 リマールは二足のわらじでネバーエンディングストーリー継続中のようでございます。


 次回は映画と原作についてテキトーに語る予定です。



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最終更新日  2015.04.17 18:06:39


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