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ショップハンター

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2025.01.11
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カテゴリ:元気が出る話
「あなたは映画を見ている」連載記事を書いている間に、刻々と世界情勢が変化してきましたので備蓄記事を挟みたいと思います。

 当ブログでは数年前から備蓄を呼び掛けてまいりました。
 世界紛争とエネルギー不足が引き起こす世界経済危機を見据えてのことでした。

 過去記事:
 ​備蓄しましょう
 ​我が家で備蓄しているもの
 ​【うんことおしっこは別モノよ】災害時&断水が長期化した際のトイレ対策
 ​何があっても備蓄だけはしとけよ
 
 最初の頃はこのような話をしても家族は半信半疑でしたし、知人に至ってはせせら笑っていましたよ。当時はそれでよかったんです。

 今になってようやく堂々と言えることが増えつつあり、大変心苦しいのですが、日本がいま直面しているインフレや食糧不足という現実が今からさかのぼって3年前には私たちの目に見えていたという計算になります。

プレッパー族とダーチャから学ぶ



 世界には「プレッパー」と呼ばれる人々が数多く存在します。政府が機能不全に陥ったときを想定し、自活で生き延びる準備をしている人々のことを指します。

 参考リンク:​プレッパー (WikiPedia)​

 ライトからヘビーまで様々な準備段階を経て危機に備えています。
 筋金入りのプレッパーにもなると、数十年も前から自家発電、家庭菜園、家畜の飼育に勤しんでいます。

 参考ビデオ(字幕ボタンで日本語字幕が出ます):
 5年分の備蓄をしている筋金入りプレッパー



 ロシアでは政府指導のもと、ダーチャという家庭菜園付きの家の購入を勧めています。このような家では家庭菜園はもちろんのこと、地下室に一年分の食料を備蓄するスペースも用意されています。

 参考リンク:​ダーチャ​ (WikiPedia)

 参考ビデオ:ダーチャの説明がよくわかるロシア在住日本人の解説ビデオ


 どちらにも共通する考え方は、有事の際は自分の身は自分で守れということです。

購入だけの備蓄はそろそろ限界


  • 5kg 1000円~1500円で購入できていた米が今では約4000円。
  • 500円で購入できていたコーヒーが今では1000円。
  • 100円で購入できていた砂糖が今は300円。
  • 150円で買えていた箱菓子が今は300円。
  • オリーブの不作によるオリーブオイルの高騰。
  • 野菜価格の爆上げ。

 3年前と比べて大幅に価格が上昇していない商品はほとんどありませんし、モノによっては2倍、3倍になったものも数多く存在します。

 どれを見ても家計を圧迫する価格帯になってきていますので、商品を購入して家に置いておくという備蓄スタイルはそろそろ限界に近づいている頃でしょう。
 このような状況を見越しての備蓄呼びかけを行ってまいりましたが、半信半疑ながらもちょこちょこと備蓄をされていた方は、今はわりと暖かい冬をお過ごしなのではないでしょうか。

 値上げは今年も続く見込みですので、今度は備蓄したものを長期保存する方法も考えるとより安心でしょう。

 我が家で行っている長期保存向け備蓄は次のとおりです。
 (近いうちにいくつか写真を掲載する予定です。
  • 米(約1年分)を脱気保存バッグで保管
    精米した米は劣化が早く食味が落ちると言われるため、長期保存は推奨されていません。
    いやいや、食糧難で生死と美味しさを天秤にかけるところが間違っていると私は思いますね。
    多少味は落ちても好きなものを食べられる方がよいに決まっています。

  • バターの冷凍
    バターの価格も爆上がりしていますが、安いうちに買っておいたものを小分けにして冷凍すればいつでも使え、半年は余裕で保存できます。

  • 切干大根づくり
    我が家では大根が安いときに切干大根にしてジップ付きバッグに入れて保管しています。切って天日干しするだけなのでとても簡単です。
    脱酸素剤をいれておけば約一年持ちます。

  • びん詰めづくり
    正しい保存のしかたを覚えれば、びん詰めした食料は常温でも1年以上保管できます。
    我が家では自家製レモンの塩漬け、自家製バジルオイル、レモンジャム、りんごジャムなどをびん詰めにして保管しています。
    この件については別記事にしてご紹介したいと思っています。

  • ビーフジャーキーづくり
    薄切りの牛肉を買ってきて、醤油と砂糖を混ぜた汁に浸し、110℃のオーブンでカラカラになるまで乾燥させるだけです。そのまま食べてもおいしいですし、沸騰したお湯に入れると元の牛肉に戻りますので料理にも使える優れものです。これは同居人専用の保存食です。
    数か月持ちます。

  • 再生栽培した野菜の備蓄
    当ブログでもかなり前に記事にしていますが、買ってきた野菜を土に埋めて再生する方法です。
    我が家ではネギ、玉ねぎ、にんにく、ミニトマト、とうがらし、パプリカ、いちご、さつまいも、じゃがいもは再生栽培しています。埋めて水をやるだけで再生できますので、土地やプランターをお持ちの方にはおすすめしたいと思います。

    過去記事:​無農薬・無肥料でエコ菜園

備蓄で一番大切なこと:内緒にすること


 ここ数年の物価の上昇やエネルギー不足、食料不足が目に見える形となり、根っからの楽観的な人でも多少は備蓄マインドが芽生えた頃ではないかとは思っています。
 それはそれで喜ばしいことです。
 しかしながら、以前も申し上げたとおり、どちらかといえば手遅れかもしれません。

 手遅れかもしれないと申し上げているのは、すべての日本国民が備蓄するだけの余裕がなくなる状況が予想されるからです。
 こうなると店舗の商品の値段がさらに上がり、やがて棚から商品が消えます。もうすでにスーパーでも棚がすっからかんになっていたり、商品が前の方にしか並んでいない状況も増えています。

 参考ビデオ:【備蓄】缶詰多すぎ?50代だから捨て活したいけど、私は備蓄する/ほぼ缶詰の仕分け


 次第に客足は遠のいていき、近所の小型スーパーや商店が閉店していきます。
 もう日本中の至る所でこのような状況は始まっています。物価上昇が止まらなければ加速していくでしょう。

 これまで地道に備蓄してきた方は、いよいよ備蓄していることを内緒にする時期に差し掛かったと思ってもよい頃でしょう。

 食糧難が深刻化すると、食料を求めて訪ねまわる人が出てきます。
 家族の間でも、最初は何気なく食べ物や材料を分けてほしいと言ってくるでしょう。

 ​しかし、それが一度や二度で済まなくなるんです。​

 食べ物を分けてもらった人は食べたらそれで終わり。再び空腹を満たさねばなりません。
 こうして負の連鎖が始まっていきます。

 家族間で食べ物の取り合いが発生します。
 いよいよ家にも食べ物がなくなると、人々は空腹状態で外をさまよい始めます。その数は壮絶なものになるでしょう。治安は急激に悪化し、食料を求めて空き巣狙い、強奪、殺人なども起こるでしょう。

 これが動物の性というものであり、生死にかかわる状況になると生存本能がむき出しとなります。
 ここで空腹で死にそうな一人を助けたとしましょう。
 噂が噂を呼んで助けを求めて人が集まります。相手は生きるために必死ですから恥も外聞もありません。
 そして、備蓄していた食料があっという間にあなたの家から姿を消します。

 ですから人から何気なく尋ねられても今後は備蓄のことは口に出さないようにしましょう。
 こういうときの「何気なく」を人はしっかり覚えているものです。

 日本国民全員が備蓄をしっかりしていれば助け合いも期待できたのかもしれません。
 しかしどうでしょう。あなたの周りで一年間自活するだけの備蓄をしている人はまずほとんどといっていないでしょう。

 それが未来で答え合わせのように突き付けられる現実であり、悲劇なのです。

 助けてもらえないとわかった人たちが切羽詰まっていればこのように言うでしょう。
 「自分だけ助かればそれでいいのか!人を見殺しにするつもりか!」

 助け合いの心。日本人なら絶対に失ってはいけないと私も思います。
 しかし助け合えるのは自分に余裕があってのことです。
 寄付をするにも、物資や食料を被災地に送るにも、自分の生活が回っていることが前提になっていることを忘れてはなりません。

 日本全土が非常事態となり、自分の生活すらままならぬ状態になってきたら、もう他人を助ける余裕など残っていません。それが現実というものです。

 最後に、わたしがよくチェックしているここみちゃんネルの動画を一つご紹介します。
 彼は日英ハーフのシングルファザーで、世界目線で危機管理を行っている筋金入りのプレッパーですが、彼も備蓄のことは口外するなと警告しています。

 ここみちゃんネル
 プレッパー 伝達 備蓄3原則 三重の構えが大切!!


 ここみちゃんネルでは重要な話を毎日配信していますが、軽快な語り口でオヤジギャグ満載なので、ラジオ感覚で楽しめると思います。




缶詰は長期備蓄に向けで賞味期限の管理も容易です。ローリングストックにもどうぞ






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最終更新日  2025.01.12 13:59:48


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