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ケベックを知るための56章【第2版】 (エリア・スタディーズ 72) [ 日本ケベック学会 ] ケベックを知るための56章 第2版 日本ケベック学会/編 シリーズ名 エリア・スタディーズ 72 出版社名 明石書店 発売日 2023年12月25日 本の内容 英語の大海・北アメリカに根を張るフランス語圏・ケベック州。多文化主義を前面に出すカナダの中では多民族化のペースが遅いが、州内多数派のフランス系も全国的にはマイノリティという複雑さがある。多様性を担保しつつフランス語圏として歩み続けるケベックの姿を、多彩な角度から描く。 目次 はじめに ケベックの位置(地図) ケベック州の基礎データ 主な用語の日仏英対照表 I 地理 第1章 北アメリカの異彩を育んできた大地――ケベックの自然環境 【コラム1】ケベックの諸地域 第2章 ケベック州の人口と都市――都市への人口集中と進む高齢化 第3章 モントリオールとケベックシティ――対照的で魅力的な二つの都市 第4章 ケベックの観光資源――誰が「見るべきもの」を創ってきたのだろうか 【コラム2】マドレーヌ諸島 【コラム3】沿海諸州とアカディアン 【コラム4】オンタリオ州のフランコフォン 【コラム5】南北アメリカ大陸にあるフランスの海外県とカリブ II 歴史 第5章 先住民の過去と西ヨーロッパ人の到来――二つの文明の出会い 第6章 「フランス的事実」のルーツ――フランスの植民地時代とその終焉 第7章 英国領以降のケベック――「生き残り」の模索 第8章 新しいケベックの模索――自信の回復か、曖昧なアイデンティティか 【コラム6】「静かな革命」と雑誌『パルティ・プリ』 第9章 カトリック教会――教会主導的社会から政教分離へ 第10章 「聖ジャン・バティストの日」から「ケベックの日」へ――ナショナル・デーの起源と展開 III 多文化社会 第11章 統計にみる民族的・宗教的多様性――モントリオールに集中するヴィジブル・マイノリティと宗教的少数派 第12章 ケベック州の先住民――ハイブリッド化する社会と文化 第13章 移民受け入れ――フランス語系社会の持続的発展に向けて 第14章 多文化のまちモントリオール――国際性と多様性が個性になるまち 第15章 インターカルチュラリズム(間文化主義)――連邦政府の多文化主義に対抗するケベック独自のモデル 第16章 多様な宗教文化との共存に向けて――「妥当なる調整」をめぐる論争と『ブシャール=テイラー報告』 【コラム7】チャールズ・テイラーと多文化社会 ・初版は2010.11.22、 モントリオール、日本ケベック学会 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024年11月03日 00時00分25秒
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