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贖罪 殺人は償えるのか (集英社新書) [ 藤井 誠二 ] 贖罪 殺人は償えるのか 藤井誠二/著 シリーズ名 集英社新書 1225 出版社名 集英社 発売日 2024年07月22日 本の内容 少年犯罪を取材してきたノンフィクションライターの著者のもとへ、ある日、見知らぬ人物から手紙が届いた。それは何の罪もない人の命を奪った、長期受刑者からの手紙だった。加害者は己の罪と向き合い、問いを投げかける。「償い」「謝罪」「反省」「更生」「贖罪」―。加害者には国家から受ける罰とは別に、それ以上に大切で行わなければならないことがあるのではないか。著者の応答からは、現在の裁判・法制度の問題点も浮かび上がる。さまざまな矛盾と答えのない問いの狭間で、本書は「贖罪」をめぐって二人が考え続けた記録である。 目次 第1章 獣(見知らぬ人物からの手紙 定型化された謝罪と、法廷での詐術 ほか) 第2章 祈り(無期囚のテレビドキュメンタリーを観て 被害者遺族にとっての「時間」 ほか) 第3章 夢(事件当時の自分と向き合いたい 池田小殺傷事件とグリーフケア ほか) 第4章 償い(判で押したような謝罪の手紙 仮釈放について ほか) 第5章 贖罪(読書で言葉を獲得した後に 刑務官の「オヤジ」から教わったこと ほか) ・手紙のやり取り、 面会は不可、親族のみとか、 被害者から断られたとか、・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024年12月15日 00時00分25秒
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