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カテゴリ:今日どんな本をよみましたか?
![]() 北朝鮮で考えたこと (集英社新書) [ テッサ・モリス・スズキ ] 北朝鮮で考えたこと テッサ・モーリス‐スズキ/著 田代泰子/訳 北朝鮮の「現在」を、詳細にルポルタージュ シリーズ名 集英社新書 0643 出版社名 集英社 発売日 2012年05月22日 本の内容 1910年、名もなきイギリス人女性が、満州と朝鮮を旅した。それはまさに大日本帝国による朝鮮併合の瞬間でもあった―。本邦未訳のそのE・G・ケンプの「幻の紀行文」を手にした著者は、一世紀後、彼女が辿ったルートを再訪する。そこで見えてきたものとは?英米圏を代表する日本研究者が、北朝鮮で生きる人々の日常を鮮やかに描出し、北東アジア地域が経験した100年間の意味に思いを馳せる。イザベラ・バードの古典的名著『朝鮮紀行』にも比すべき、貴重な歴史記録。 目次 第1章 国境 第2章 橋のむこう―新義州へ、そしてさらに先へ 第3章 時と沈黙 第4章 植民地“平壌”から現在の“ピョンヤン”へ 第5章 平壌―もうひとつのイェルサレム 第6章 分断ラインの両側―開城と都羅山 第7章 殺された王妃の宮殿―ソウル 第8章 湾に浮かぶ島々―釜山へ 第9章 山への道―元山から南へ 第10章 希望の旅 ・巻末に年表、 テッサ・モ-リス・スズキ、 1951年、イギリスで外交官の父のもと、4姉妹の末妹として生まれた。 ブリストル大学でロシアの歴史及びロシアの政治を専攻し、学士号を取得。 バース大学で日本の経済史を専攻し、博士号取得。 日本での生活を経て、1981年にオーストラリアに移住した。 ・『北朝鮮へのエクソダス――「帰国事業」の影をたどる』について、 菊池嘉晃(読売新聞記者)は、「在日朝鮮人追い出し策動」としての帰国事業 という説を「事実誤認」としている お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2025年05月22日 00時00分14秒
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