2005/07/30(土)02:50
泥酔2005~夏~
かすむ目の前。ふらつく足。痛みを感じない。汗ばむ体。人気もまばらな朝6時の高円寺ルックを「お前はシウバに一発入れれられたランペイジジャクソンか」というほどのグロッキー状態で歩くオレ。一体どうしちゃったんだろうオレ。
そもそもの始まりは昨日のバイトまで遡る。昨日はバイト先の飲み屋のスタッフの方が福岡の地元の方に戻られるためバイト後夜1時から高円寺駅前の笑う笑う飲み屋にて送別会を敢行。プラス新しく入ったオレの歓迎会も兼ねてくれたらしい。
しかしなにぶん昨日は体調が悪かった。たしかに朝まで25時間テレビを見ていたオレはいけない子。だがあんなおもしろい番組を夜中やってるのはある意味反則である。空腹の犬の目の前にほねっ子お徳用を置くようなものだ。寝るに寝れない。まぁそれはいいとしても、昼頃起きたオレは飯も食わずに5時からバイトに行った。これがなによりまずかった。
空腹状態のまま5時から~12時まで働き、もはやスト2で言えばあとひと蹴りで「YOU WIN!」となっちゃうくらいの体のまま笑う居酒屋へ行く。
この時点でオレの体内白米供給率はすでに著しく低下。そしてデンジャラスゾーンに突入した時に生が来た。一応オレの歓迎会も兼ねてくれているためしおれた表情で乾杯の時を迎えるわけにもいかず、超笑顔でかけこみ2杯を飲み干す。さすがは笑う居酒屋。
その後いろんなつまみをつまみつまみして少しは回復したが、いやはや酒の勢いとはおそろしいもので、この辺からなぜか体力は低下しているのにテンションだけが上昇するという非常事態が発生。飲み会が久しぶりだったからか、はたまたちょっとかわいい子がいたからか。その理由はいまだにわからないがほぼ直角にテンションは上昇。気づいた時には江頭料理長に「今何杯目?」とちょっとひかれるくらい飲んでいた。自分で覚えているのは8杯目まで。
その後もテンションと体力の反比例構図は続き調子に乗って焼酎とかに手を出す。ぶっちゃけオレはあんま焼酎は飲んだこともないしどっちかといえば嫌いな酒なのに、スタッフの方々に「九州の男ん子やけん、そりゃあがぶがぶのんでも大丈夫じゃろ?はははw」と半ばダチョウ倶楽部の「絶対押すなよ」的な後押しを受けて手を出す。その名も「大神(おおがみ)」。
大神に勝負をかけてからはもはやもう酒の量は覚えていない。ただ確実に惨敗したのは真実である。このころから視点が定まらなくなる。オレはこの会の一応の主賓であったのでおごりではあったが、そんなことはもうどうでもいい方の世界にいっちゃっていた。
笑う居酒屋から出たら外はもう明るくなっていた。挨拶ともいえぬ挨拶をしてとりあえず家路へ。意識こそあったもののマジで真っ直ぐ歩けない。バットを軸に100回くらい回った後歩いているような感覚。電柱やポールに確実にぶつかっているのだが全く痛くない。最強の体を手に入れたものだ。
なんとか帰宅すると大量の尿を排出し、ジーパンをあげる力もなくそのままベッドイン。ランペイジジャクソンもきっとこんな感覚でロープへ倒れていったのだろう。
昼に起きた時にはとんでもないTWO DAYS DRANKERになっていた。あと両肩がものすごく痛い。これが昨日ぶつけてきた時の痛みか。最強の体はつかの間の産物だった。
ただそれはさておき左手の拳が痛いのはおかしい。誰か、特に店長を殴ったりしてなければよいのだが・・・。
(2005年7/24のmixi日記より。)