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2014.03.24
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「半沢直樹」は観ていないのですが、ディレクターをはじめ、役者さんは、「半沢直樹」と同じ方が多いとか。

モデルになっているのは、トヨタ自動車と豊田喜一郎。

苦難を乗り越えてきたサクセスストーリーとしては、楽しめました。
何よりも役者さんがしっかりした、演じられる方々ばかり。
非常によかったのが、侮蔑表現で融資を断る西国銀行の支店長役 吹越満さん。
ここまで嫌味なエリート役を憎らしいほど演じられるのはすごい。
そして、銀行との懇親会で、西国銀行を切る日銀名古屋支店長役の香川照之さん。
豊かな表情の変化に凄みを感じる。彼自身の努力もあるのだろうけど、やっぱり歌舞伎役者さんのDNAを感じる。


しかし、感動までは至らなかった。
残念だったところが多いのだ。

ひとつは車というモノづくりに苦労し、数々の難題を乗り越えたプロセスがかなり大雑把。エンジンができたと思ったら、いきなり完成品ができあがっているシーンに。
まぁ物作りのプロセスを詳細にやっていたら、2日間では終わらなかったかもしれないのだが。
それよりもこのドラマはトヨタという製造業の話を借りた、金融ドラマではないかと思った。
ドラマのピークは、実はこの銀行との確執にあり、「半沢直樹」同様のドラマだったのではないかと。

西国銀行(旧 住友銀行)への恨みつらみは相当なものだったのか、現実に、トヨタは住友が三井と合併するまで、取引をしなかったそうだ。
トヨタ銀行ともいわれるほどの現金の内部留保をしているのもこの経験からだというのをどこかで聞いたことがある。
ここまでリアルに、時間を割いて描くというところに、製作者サイドには何か意図があったんだろうか?と勘ぐってしまう。

それから。日銀支援による再建策の一環として、実際には、従業員1600人を整理解雇したのだが、ドラマでは、社長の退任とともに自主退職した、というきれいごとにすり替わっているのが残念だった。
情にほだされて退職願を出すほど悠長な時代ではなかったはず。
こんな夢物語にすり替わってしまうのが、やっぱり、仕事がないとかには縁のない優秀なスタッフたちが作るせいかとがっくり。

結局、タイトルの「リーダーズ」っていうぐらいだから、複数をさしているのだろうけど、
みんながリーダーだといいたいのだろうか?
実際には解雇した社員たちもリーダー」にするためには、自主退職にしてしまい、
社員たちもリーダーシップをとったことにしたかったんだろうかと思ってしまった。


百田尚樹の「海賊と呼ばれた男」を狙ったのかかなと思ったのだが、解雇が、家族的経営を否定してしまうことになるので、自主退職にするしかなかったのだろうか。(海賊と~のモデル 出光は解雇をしなかった)

全体的には、どこかが史実からかけ離れすぎていて、どこかがチグハグ感が漂った。

「海賊と呼ばれた男」ほどのスケールを感じさせない残念感が残った。









最終更新日  2014.03.24 21:11:51
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