2005/03/25(金)11:48
シューマン 交響曲第4番
シューマンといえば、学生オケあがりの僕には「地味~」なイメージでしたが、最近だんだんその渋さがわかってきました(僕も歳かなぁ)。
シューマンの作曲した交響曲は4曲ありますが、この「第4番」は2つめに作曲された交響曲とされています。
つまり、実際の作曲順は「第1番」「第4番」「第2番」「第3番〈ライン〉」となります。第4番は改訂がされており、出版が最後になったため「第4番」となったそうです。
シューマンの交響曲はチャイコフスキーのように聴いてすぐに心地よくなるメロディや華やかな響きではなく(←シューマン好きの方、ごめんなさい)、後でじわじわくる(←タモリ風の表現)玄人好みの心地よさです。演奏してわかることですが、実によく考えて作り込まれているのがわかります。
一般的にはシューマンの交響曲は第3番「ライン」が有名ですが、僕はオケの響きや作り込み方から第4番が気に入ってます。
【音楽CD】シューマン:交響曲 第3番《ライン》、第4番