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テーマ:好きなクラシック(2321)
カテゴリ:音楽
シューマンはピアノ協奏曲を1曲だけ作曲しました。
シューマン本人は確かケガか何かでピアノが弾けなくなっていたので、 奥様であるクララ・シューマン夫人に贈呈して初演したそうです。 仲むつまじくてなにより。 シューマン没後、この美しいクララさんにブラームスが片思いするというのもクラシックファンには有名な話です。 25日の日記でも述べましたが、曲はやはり「地味」です(笑)。 しかし、よく聴くと本当に作り込んであります。ピアノを「ソロ楽器」として引き立たせることより、「オーケストラの一部」として実に巧みに他の楽器とのかけあいをなしています。 オケで演奏したときは「譜面以上に難しい曲だな」と思いました。シューマンの「頭の良さ」が実感できる秀作と言ってよいと思います。 チャイコフスキーやラフマニノフなどの華やかなピアノ協奏曲もいいですが、こういうピアノ協奏曲もなかなか味があっていいものです(やはり歳?)。 【音楽CD】シューマン:ピアノ協奏曲 イ短調 作品54グリーグ:ピアノ協奏曲 イ短調 作品16 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005/03/28 10:17:06 AM
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