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テーマ:好きなクラシック(2321)
カテゴリ:音楽
「未完成」の交響曲は数多くありますが、普通は「未完成」と言えばシューベルトの作品を指します。
かつてはベートーヴェンの「運命」、ドヴォルザークの「新世界より」と並んで三大交響曲と言われていたようですが、それはレコードに納めやすかったからという業界の事情もあるようです(苦)。CDが出現してからはマーラーやブルックナーなどの大曲に押されて、急激に存在感を失っていった曲でもあります(悲)。 私たちまでの世代は「未完成」と言えば普通は交響曲「第8番」を指すのですが、最近は「第7番」と言われることが多いそうです。なんでもシューベルトには他の未完成曲がいくつかあり、それを番号に入れるかどうかで変わるとか。 シューベルトの場合はドイッチュ番号という作品の表記法(モーツァルトで言うケッヘル番号のようなもの)があるので、それで作品を特定することもあります。ちなみに未完成は「D(ドイッチュ番号)759」と呼ばれています。 「未完成」は大学の時に演奏しましたが、譜面の割には難しいですね。シューベルトすべてに言えることですが、曲が冗長なので単調な演奏になると聴く方が飽きてしまうという傾向があります。 かといって、一般の大学生にそんな技量もないですし・・・ でも、「未完成」はかつての超メジャーなクラシックだっただけに「美しい」名曲であることにはまちがいありません。 シューベルト:交響曲第8番「未完成」・第5番・第9番「グレート」/5つのメヌエット/5つの舞曲... お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006/05/25 06:13:11 AM
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