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テーマ:ニュース(100209)
カテゴリ:雑談
某掲示板のようなタイトルですが・・(笑)
大学生の頃、夢中になって読んだ「新自由主義」。(特にハイエク) その「新自由主義」に大きな影響を与えた「シカゴ学派」の重鎮がフリードマンでした。 彼は「マネタリスト」として有名で、財政ではなく通貨供給量の調節のみでインフレやデフレをコントロールできるというのが、その主張です。 いわゆる「スタグフレーション」(インフレと景気後退・失業率悪化が同時に起こる現象)によって、ケインズ経済理論が破綻をきたしつつあった1970年代、「マネタリスト」のフリードマン達は、この「スタグフレーション」をうまく説明して脚光を浴びました。 その学説は米国のレーガン大統領、英国のサッチャー首相の政策(レーガノミクス、サッチャリズム)に反映され、両国の経済発展に大きく寄与しました。 日本では中曽根首相が採用し、「国鉄民営化」などに活かされました。 小泉首相の「郵政民営化」も同じ流れと言えるでしょう。 「格差社会」が広がりつつある現代において、「ネオ・ケイジアン」(新ケインズ主義)も注目されつつありますが、いまなお、「マネタリズム」「新自由主義」の信奉者が(僕も含めて)多く、これからも日本の経済政策に影響を及ぼし続けることでしょう。 大恐慌を見た経済学者11人はどう生きたか お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006/11/18 08:26:04 AM
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