二節目「あ。治療費と運搬費。あと手数料込みで700z頂くニャ。毎度ありがとうだにゃ」なんだ。zの話になると目が変わるな。よーくみると瞳にマークが付いてるように。見える 「じゃあニャ。あ、あんニャ、名は?」 そういやまだ名乗ってなかったな。 「俺は、ギ・レ・ル。またな。」 あら?俺不吉なこと言ってね? 「またニャ~」 その後、テントの横の猟団(いわゆる《ギルド》だな)が派遣したっぽい馬車(《ポポ》車?)に乗って村に還った。 俺の住まう村の名は《レクセーラ》。 最近になって砂塵が収まり、開拓された村だ。 まだ狩人も少ないからいざと言うときのために一家に一式、ハンターナイフを持ってる。 と言っても、押し入れの奥で埃被ってだけどな。 村長は竜人族のおじいちゃん。 「この地域の先住民なんじゃ!」 とか言ってる。でも、疑えない容姿だな。 まあ想像にお任せしますよ。 村に帰ると、友達が駆け寄ってきた。 矢のように質問が飛んでくるけど、今はすぐにベットで寝たい。 あ~村長に報告じなぎゃぁ~ 帰って来ましたよ。ギレル様がよ。 すると村長、開口一番「だれじゃ?」 だって。殴っていい? ~続く~ ジャンル別一覧
人気のクチコミテーマ
|