第二話 ~鍛錬~ 一節目市場から村に帰る途中。プーギーも猫もご満悦だ。このまま機嫌悪くしなきゃしばらく家に置いてやるっつーに。 俺はこの時、猟団から狩人の証(?)として貰ったインナーに、上着一式と狩人みえみえの格好だった。 まあ、それが地獄の発端なんだが…。 まあ…何だ。唐突に行くぞ。 男に背中をつかまれ、俺は無抵抗にどこかにさらわれた。 何だか、もがいても離さなくて。異常な筋力だよ。あれは。 古~い感じの木造の建物に着くなり、いきなり中にほうりこまれた。 ヤバいって。ヤバいヤバい。殺されるって。つ~か何こいつ!?ど~考えてもまずいって。 男は俺の正面に立ち大声で話し始めた。 「ア~ハッハハハハ!!!!よ~く来たな!狩人養成訓練所に!」 はあ?取りあえず、話しても大丈夫だよな? 「あの~よく来たなってあなたが無理矢理…」 「細かいことを気にしてると、ビッグなハンターにはなれんぞ!!」 ドン!と壁を叩くと、上から写真が落ちてきた。 その写真には、功績を上げ、高名になった一人の狩人が写っていた。 それを拾うなり男は、 「奴も!この訓練所の卒業生だ!」 mazide!! ~続く~ ジャンル別一覧
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