なかむら穣
いよいよ今日から2008年、皆様今年もよろしくお願い致します!2008年最初の焼酎紹介もやはり芋焼酎、超人気銘柄の原酒を紹介させて頂きます・・・■なかむら穣(なかむらじょう) 酒造:中村酒造場 度数:37度 原料:黄金千貫 麹 :米麹(白麹) 蒸留:常圧蒸留 私的おすすめ度:★★★☆☆ 私的プレミア度:★★★☆☆ 大人気銘柄「なかむら」を造り出す「中村酒造場」は鹿児島県国分市に有る蔵元、明治21年(1888年)の創業以来、麹は「むろや(麹屋)」にて「モロ蓋」を使う純手造り、霧島連峰の伏流水を仕込み水に使用し、甕にて仕込みを行う昔ながらの造りを行う蔵元。この銘柄「なかむら穣」は名前で解るとおり、大人気銘柄「なかむら」の原酒。自然農法に拘った原材料を使用し「1タンク仕込み」で造り出された限定焼酎で、原料の芋は地元の農家と契約して牧之原台地で育まれた堀たての黄金千賞を厳選し、「麹米」は霧島連峰の麓で「カルゲン農法」により作られた、良質の米を使用する拘り。ちなみに「カルゲン農法」とは土壌の中に、有機石灰を投入して土壌の硬化を防ぎ、微生物の働きを活発にして植物と共生させる農法だそうです・・・・飲んだ感想は「アルコール度数37度とは思えない、優しくクリーンな味わいの焼酎」香りは度数が高い焼酎特有のアルコール臭さは無く、上品な芋の香りが特徴的で、生でのんでもアルコール感は比較的少なくスッキリした飲み口は度数37度とは思えない、しかしスッキリながらも、後から凝縮された芋の風味が口に広がるイメージの原酒です。しかし「なかむら」は入手困難ですが、何故か「なかむら穣」の入手は比較的容易、「なかむら穣」に加水し度数を25度に仕上げた「なかむら」がこれだけ入手困難なのに何故こんなに人気の差が有るのかが正直不思議に思います・・・飲み方は「5:5,4:6」のお湯割りが「湯伸び」による甘さが増し私的にはお勧め、ロックでも37度のわりに飲みやすく優しい味なので、お勧め出来ますが甘味が少し残念、しかしながら、どんな飲み方でも比較的楽しめる焼酎なので一度ご賞味下さい。↓↓色々なブログが紹介されてるので訪ねてみてください。なかむら 穣720ml