アイデアバイブル
今日の読書は、2020年度 110冊目
❤自分をI=主体者と認識する人は率直で心が広く、誠実に前に進み、柔軟に状況に対応する
❤自分をme=対象物と見なす人は引っ込み思案。プレッシャーに弱く、心をぐらつかされる。命令や圧力によって行動し、1つのことしか考えられない。うまく進まなかった場合の言い訳を絶えず探し求めている。自分の態度が原因になって行動は制限され、不自由な思いをしていることで、自由で幸福な人々のようには人生に向き合えない。
❤人は人生を選べない。だが、どう生きるかは選べる。目的を持って生きるか、ただ流されて生きるか。楽しく生きるか、喜びのない人生を送るか、希望を持つか、絶望を抱えるか。それは選べる
❤世の中がどう評価しようと、あるいは関心を寄せなくても、自らが決意し、選べばいいだけのことだ。創造性とは私たちがやる/やらないを決める選択によって決定づけられる。自分の運命は自分で作ることができる
❤最初の一歩:自分の中にある否定的な感情を確認し、肯定的な感情にエネルギーを集中させる
1.自分のことは自分でできる。自分の役割を自主的に遂行できる
2.自分の才能や能力は他人に劣るものではない。自分を卑下したり、侮辱を受けることはないという考え方
❤チックタック
1.集中して、目標達成を阻んでいる否定的な考え、感情をチック(ネガティブ)側に書き留める
2.否定的な考え、感情に思いをめぐらせる。否定的な感情がどれほど非合理に物事を歪め、整合性のバランスを欠くことになっているだろうか?
3.個人的思い込み、あるいはネガティブな考えを1つひとつ、事実に基づいたポジティブな考えにして、チックからタック(ポジティブ)に書き換える
❤セルフ・アファメーション:自己肯定へのリストを作る。ポジティブな性格、特長、自分自身の長所。仕事、家庭、学校など生活すべての領域で過去に獲得した成功を記録する
❤クリエイティブ・アファメーション:自分が創造的、クリエイティブであることを視覚化する。自分に創造性があり、クリエイティブな存在であることを肯定するフレーズをいくつかメモする。例えば、私は創造的だとか。次に書いたメモから1つ選び、そのフレーズを20パターンのバリエーション(書き換える。表現だけでなく、一人称、二人称、三人称も使ってかく。
私、マイケルは創造的な人間である一人称
マイケルは創造的なやつだ三人称
マイケル、君はクリエイティブだなぁ。二人称
私は本当に創造的だ一人称
マイケルはこの集団の中でも創造的な人だ三人称
マイケル、君は創造性に恵まれてるよ二人称など。表現違いでもかく。途中でネガティブな事が浮かんできたら、それもメモしておく。最後にそのネガティブを全部、ポジティブなフレーズに転換していく。毎日五分間、自分は創造的だというアファメーションを書き続けよう!
❤ワークアウト
1.毎日考える:今取り組んでいる仕事に関して、1週間、毎日5つのアイデアを出す。必達数を設定することで、強制的にアイデアを作らなければならなくなるのがコツ。
2.狙いをつける
3.細部を記憶する:複雑な絵柄や情報量の多い写真を10分間じっと見て集中する。10分後目を離して思い出す。視覚的に、思い出すことがポイント
4.慣習を打ち破る
・通勤ルートを変える
・寝る時間を変える
・働く時間を変える
・毎日違うラジオ番組を聞く
・違う新聞を読む
・新しい友人を作る
・違う調理法を試す
・夏ではなく、冬に休暇を取る
・読書習慣を変える。ノンフィクションを小説に。
・休暇時の習慣も変える。いつものコーヒーはジュースに。
・馴染みのレストランを変える
・レクリエーションを変える。ゴルフの変わりにボート漕ぎを
・シャワーではなく、バスタブの湯につかる
・違うキャスターが出ているテレビ番組を見る
5.本を読む
・読む本は注意深く選ぶ
・メモを取りながら読む
・要約を書く:読む前に書くことで、創造力を養う
・伝記を読む
・ハウツー本を読む
・雑誌を読む
・ノンフィクションを読む
・本を読みながら考える
6.内容を分析する
・捨てる前にダイレクトメールに目を通す。広告やマーケティング、新製品、新しい価格の中にトレンドを見抜くことができる
・1~2カ月ほど、ダイレクトメールをためておく。トレンドは繰り返し現れることがわかってくるので、人気のパターンや流行が明らかに、なってくる
・旅行中は現地の新聞を読み、タウン紙の無料提供品をチェックする
・大衆文化をしっかりウォッチする。人はどんなものに興味を持っているのか。またそれはどうしてなのか?
・自分の仕事がどう変わってきているかを考える。去年の今頃と比べて、机の中にある書類はどう変わってきているか。ペーパーワークは増えているか、減っているか。会議は多いか、少ないか。働くことに対する考え方や価値観、関係性が変化している方向を探る手がかりとして職場の同僚と話をしてみるのもいい。
・できる限り数多く、ビジネスカンファレンスやセミナーに出席してみる
・さまざまな視点を知るために、毎週違うラジオ番組を聴いてみる。番組は何を呼びかけているのか。どんな人が聞き、どの企業が広告を出しているのか。またそれはなぜなのか?考えてみよう
・テレビ番組欄に目を通す習慣を持ち、興味のある番組を録画しよう
自分で行った分析は、誰かに頼んでしまうよりもはるかに価値がある。
社会全体の関心、動向や生活パターンを知ったなら、次はそれに関するアイデアやビジネスの可能性などについて関連づけてみる
7.ブレイン・バンクをつくる:コーヒーの缶、靴の箱、机の引き出し、ファイルなど。連想が湧いてきて、頭が刺激されるような面白い広告、記事、デザイン、論点、漫画、写真、メモ、言葉などの収集を始める。新しいアイデアを見つけ出したいときは、ブレインバンクから無作為に2つ以上のヒントを取り出す。その2つを結びつけ、新しいアイデアが引き出せるかどうか試してみる
8.トラベル・ジャンキーになる:お店や見本市、展示会、図書館、博物館、蚤の市、おもちゃ屋、学校などに出かけてみよう。アイデアを出すには場所も重要
9.すばやくメモを取る:記憶は12秒後には思い出すのが困難になり、20秒後には繰り返したり書きとめたりしない限り情報が完全に消えてしまう。
10.メモを活用する:柔軟なアイデアとは、ごく当たり前で慣習的な役割以外の使い道を発見する能力を意味する。即興的、直感的で、状況や見通しに応じて課題に柔軟に対応し、結果よりも過程に焦点を当てられるか、ということ。
11.アイデア・ログをつける:それぞれの問題ごとに1冊ずつノートをつける。マーケティング、製品、販売、会社関係、プライベート、サービス、特別プロジェクト、新規ビジネス開発
記録した自分のアイデアを定期的に見直す。見返すたびに、過去のアイデアと現在の状況や経験との関連もわかる
❤課題をリストアップする
・手に入れたいもの、あるいは成し遂げたいと思うことは何か
・手掛けたいと思うビジネス上のアイデアは何か
・仕事でどんな変化を期待しているか
・仕事関係で改善したい点はどこか
・改良の余地があるところはどこか
・もっと時間をかけてやりたいことは何か
・仕事からもっと得たいと思うものは何か
・まだ達成していない目標は何か
・仕事で夢中になっているものは何か
・仕事で腹の立つことは何か
・仕事上でどんなことで誤解を受けるか
・不満に思っていることは何か
・他人の態度で以前より悪化している点はどこか
・人にやってもらいたいことは何か
・どんな変化を取り入れたいと思うか
・時間がかかりすぎることは何か
・無駄だと思えることは何か
・複雑すぎることは何か
・ボトルネックになっているのはどこか
・苦手な分野はどこか
・うんざりしていることは何か
・仕事でおもしろくないところはどこか
・組織改革したい点はどこか
・仕事でもっと利益を上げられる分野はどこか
❤バク欠陥のリストをつくる
❤利益ベネフィットリストをつくる。一番やる気になり、責任を持ってやりたいと思うのはどんな課題か。
❤課題を明確化する
・キーワードを置換する
・課題を拡大する:あらゆる可能性を検討するために、WHYと問い直す
・課題を絞りこむ:5W1H
・課題をさらに絞りこむ:他にどうやって?他に何が?と問いを重ねる
❤課題の核心を明確にするには
1.私なら、どんな方法で‥するだろう?
2.記述した文書の中にあるキーワードを別の言葉に置き換えて、課題を他の表現で言い換えてみる。
3.より広い視点で見ることが出来るように課題を拡大してみる
4.視野を狭めて見るために課題を縮小してみる
a,課題をいくつかのパーツ課題に分割する
b,それぞれのパーツ課題を解く
c,それ以外にどんなやり方で、そして、それ以外にどういう理由でと問い続ける
❤前提を疑い、ひっくり返すためには
1.自分の課題を言葉で表現しよう
2.前提となる事実、条件を箇条書きにする
3.書き出した前提を思い込みではないかと疑ってみる
4.前提を逆転する。前提条件を反対にして紙に書く
5.役に立つと思う、別の視点を紙に書く
6.それぞれの逆説をどのようにやり遂げたらいいか自問する。できる限りたくさんの視点やアイデアを箇条書きにしてみよう
❤性質的属性:内容、構造、色、形、手触り、音、味、香り、空間、密度
❤プロセスの属性:マーケティング、製造、販売、機能、時間
❤社会性の属性:責任、政治、タブー
❤価格の属性:製造者、卸売業者、小売業者、消費者にかかるコスト
❤生態環境の属性:環境に良い、あるいは悪い影響など
❤1.課題を書きだす
2.その課題を分析し、できる限り多くの属性を箇条書きにする
3.属性ごとに、変化、改善する方法を考える。他にどんなふうに改良できるだろうか?どうしてこと属性は現状のようでなくてはいけないの?と問いかける
4.思考を円滑、かつ柔軟にするように努めよう
❤さくらんぼ分割発想法:
1.課題の本質を簡潔に二語で表現する
2.簡潔した二語をさらに分割する
3.言葉をさらに分け、2つの属性に分割する
4.十分だと思うまで、2つに分割することを続ける
5.アイデアをみつけるべく、それぞれの属性を観察しよう
6.分割した属性の再構成を試みる
❤SCAMPERを活用する
SUBSTITUTE:代用品はないか?
COMBINE:結びつけられないか?
ADAPT:応用することはできるか?
MODIFY OR MAGNITY:修正、あるいは拡大できないか?
PUT TO OTHER USES:他の用途はないか?
ELIMINATE OR MINIFY:削除するか、削減することはできないか?
REVERSE OR REARRANGE:逆にするか、再編成できないか?
❤代用によってアイデアを出す
・何を代用することができるだろうか?誰を?他にないか?
・規則は変更可能か?
・他の素材は?原料は?
・他にプロセスや手順はないか?
・他の能力に替えられないか?
・他の場所はどうか?
・他のやり方はないか?
・他に代わりとなるものにはどんなものがあるか?代わりにどんなパーツがあるか?
❤結合してみよう!
・どんなアイデア同士が結びつけられるか?
・目的を結びつけることができるか?
・この仕分け方はどうか?
・混ぜたり、化合したり、アンサンブルは?
・部分同士を結びつけてみてはどうか?
・他にどんな品物を一緒にできるか?
・組み合わせをどのようにまとめていくか?
・使い道を増やすために、何を結びつければよいか?
・どんな材料を結びつけたらよいか?
・魅力的なもの同士を結びつけたらどうか?
❤応用の活用
・他にこれと似たものはないか?
・これから他の考えが思いくさつかないか?
・過去に似たようなものはなかったか?
・何か真似することができないか?
・誰かに見習うことができないか?
・何か他のアイデアを取り入れることはできないか?
・何か他のプロセスを応用できないか?
・他に何か応用できるものはないか?
・このコンセプトを違う状況に置くことができないか?
・この分野以外のもので、何かを取り入れられないか?
❤拡大してみよう
・何を拡大出来るだろう?大きくしたり、引き伸ばしたりできるだろうか?
・誇張したり、大げさに言ったりできるだろうか?
・何か付け加えられないだろうか?
時間は?力は?高さは?
・頻度はどうだろうか?これぞ、の特長は?
・何か付加価値を与えられるだろうか?
・複製できるところはないだろか?
・どうしたらドラマチックなまでに究極的に拡大できるだろうか?
❤修正してみよう
・どうやったらよいものに変えられだろうか?
・どこを修正できるだろう
・新しい工夫はあるか?
・意味、色、動き、音、香り、形態、形状を変えたら?
・名前を変えてみたら?
・他に変えられるところはないか?
・企画の中で修正できるところは?プロセスやマーケティングはどうだろう?
・他にどんな形が可能だろう?他のパッケージを使ってみたら?
・パッケージは、商品自体の形態と組み合わせられるだろうか?
❤他の用途を探してみよう
・他にどんな使い道があるだろう?
・そのままで使える新しい用途はないか?
❤修正したら他の使い道が生まれないか?
❤他にどんなものができるだろうか?
❤拡張してみたら?他の市場ではどうだろうか?
❤削除できるものを探そう
・もっと小さくなったらどうなるだろう?
・何を省ける?
・分割できないか?裂くことができないか?パーツに分離できないか?
・控えめに表現してみたら?
・簡素化できないか?縮小版は?濃縮は?コンパクトには?
・引き算できないか?削除できないか?
・そのルールは撤廃できないか?
・不必要なものはないか?
❤こんな問いを発してみよう
・どんな再編をすればもっとよくなるだろう?
・構成要素を交換できないか?
・他のパターンやレイアウトにできないか?
・他の並べ方はないだろうか?順番を変えてみたらどうなる?
・原因と結果を入れ換えてみたら?
・スピードを変えてみたら?
・スケジュールを変えてみたらどうなるだろう?
❤逆転を使ってみる
・肯定/否定を入れ替えられないか?
・反対にあるものとは何だろうか?
・否定的なものとは何だろう?
・回転させてみたら?下ではなく上に?上ではなく下に?
・後ろ向きに考えてみたら?
・役割を逆転させてみたら?
・予想と反対のことをしてみたらどうだろうか?
❤プロ/コン賛否両論発想法の利点
・課題をより明確に限定できる
・最大限に伸ばせる強みが何かを明確にできる
・最小限に抑えるべき弱みとは何かを明確にできる
❤やってみよう
・解決しようとしている課題を書く
・起こりうる最高のシナリオと最悪のシナリオを書く
・課題の現状を構成する要素をリストアップする。課題のありようを変化させたり制約したりするもの、また課題解決に不可欠なものをすべて書き出す
・プロ/コン表に書き込む。要素をリストアップしていると、最高のシナリオへ押しやる力と破綻へと引き込む力に気づくことになる。押す力と引く力を明記して、各要素を綱引きのように戦わせる
❤現状を最高のシナリオの側へ動かす方法
・強みを最大限に伸ばす
・弱みを最小限に抑える
・ポジティブの力を増やすこと
❤パラメーターとは特性、要素、変数、局面を意味する
❤パラメーターを設定する
・課題を詳細に記述する
・課題のパラメーターを選ぶ。
・バリエーションをリストアップする
・さまざまな組み合わせを試してみる
❤アイデアグリッド発想法
思考 感覚
高い関与
┼
低い関与
・高い関与型商品:自動車やセーリングボートなどの高額商品
・低関与関与型商品:日用品などの比較的低価格な商品
・思考型商品:言葉、数値、分析、認識に関する商品で、購入に際しては情報や資料が求められる。自動車、セーリングボート、コンピュータ、カメラなど
・感覚型商品:消費者の情緒的な欲求や願望に訴える商品。旅行や美容、化粧品など
❤アイデアグリッド発想法で可能になるのは
・市場の弱点を特定すること
・新商品の需要を予測すること
・広告戦略を立てること
・ビジネスや商品マーケティングのリポジションを行うこと。
・競合商品にぶつける
・競合商品と対極に位置づける
・ポジショニングはそのままに、消費者の認識を変える
❤マンダラチャート発想法:中心部を囲む円の中に課題を構成する重要な要素やテーマを書き込みAからHまでのアルファベットをふる
❤フェニックス発想法
・課題を書く:取り組みたい課題だけに絞って考えよう。1つだけ一定期間、こだわって考え続けてみる
・問う:フェニックスのチェックリストを使って、できるだけ多くの視点から課題を細分化、分離する
・質問への答えを記録する:評価や分析に関して必要な情報、解決策、考えを書いておく
❤フェニックスチェックリスク
1.課題編
・なぜ問題を解く必要があるのか?
・問題を解くことのベネフィットは何か?
・知らないことは何か?
・まだ理解していないのは何か?
・すでに得た情報は何か?
・課題でないものとは何か?
・手持ちの情報で十分か?不十分か?過剰ではないか?矛盾点はないか?
・課題を図表にすべきか、それとも図解にすべきか?
・課題のどこに境界線を引くか?
・課題をバラバラに切り離せるか?書き表せるか?部分同士の関係は?
・課題の中で不変な(変化しない)点は何か?
・この課題を以前にも見たことはないか?
・この課題を多少違った形で見てみたことはないか?
・似た課題をしらないか?
・全く同じ、あるいは似ている未解決部分がある類似した課題はないか?
・解決済みの過去事例はないか?それは使えないか?その解決手段は使えないか?
・課題を言い換えられないか?何通りに言い換えられる?抽象化?もっと具体化?言い換え方そのものは変えられないか?
・想像できる最高のケースは?最悪だと?最もありそうなケースはなんだろう?
❤解答編
・課題全体を解決することができるか?一部分なら?
・どんな解決像を望むのか?その姿を描けるか?
・未知の部分がどれほどあるか、がわかるか?
・すでに得た情報から有益なヒントを引き出せるか?
・情報は全て使いきってのいるか?
・課題にとって大事な要素は全て考慮に入れたか?
・課題解決のプロセスを段階ごとに切り離せるか?それで妥当か判断できるか?
・アイデアを出すためにどんな発想法が使えるか?いくつの発想法を知っている?
・結果を想定できるか?多くのバリエーションを考えられるか?
・どれくらい多彩なアプローチで課題解決を試みたか?
・他人は何をした?
・解決方法を直感できないか?結果を検証できないか?
・何をすべきか?どうやってやるべきか?
・どこで行うべきか?
・いつ行うべきか?
・誰が行うべきか?
・今やるべきことは何か?
・誰が何に対して責任を負うか?
・この課題を利用して他の課題を解くことができるか?
・この課題の独自性を決定づけている特徴とは何だろう?
・どんな指標が、進捗の度合いを最もよく示すだろうか?
・いつ成功するのか、どうやったらわかるだろう?
❤ビジネスドメイン・マトリックス発想法
・自社のビジネスドメインとは何か?自社ビジネスはどうあるべきかを問う。自問することで、新しいアイデアのための着目点に集中することができる
・扱う商材、サービス、参入する市場、提供する機能、活用するテクノロジーによって自社ビジネスを定義し、組み立てる
・項目ごとに、そのビジネス上のキーワードをリストアップする。キーワードは商材、サービス、参入市場、提供機能、活用テクノロジーごとに書き表す。
・新しいアイデアを探すために、リストアップしたキーワードをさまざまに組み合わせ、結びつけてみる
❤シナリオプランニング発想法
1.ビジネスにおける特定の課題が何であるかを確認する
2.なされるべき決定について詳しく書き記す
3.その決定に影響を及ぼす力(経済、技術、生産ライン、競合など)を明確にする
4.主な影響力を骨子とする未来シナリオを4つから5つほど組み立ててみる。利用できる情報はすべて使い、ピンボールの軌道のようにバリエーションに富んだ、もっともらしいシナリオを考えよう
5.影響力の変動によって未来シナリオがどのように変わっていくかを検討する。金利の急騰、重要人物の辞職、製品やサービスへのニーズがなくなるなど、影響力の指標を変動させて将来像を想定し、自社の方向性が次の5年間でどのような結果になりうるかを描き出してみる
6.各シナリオにあるビジネスチャンスを探す。次にシナリオ全体を通してチャンスとチャンスとのつながりを検討し、新しいアイデアを積極的に探し求める
❤ブルートシンク発想法
1.課題に対する新鮮なアプローチを探しているときには、無作為に言葉を選ぼう
2.選んだ言葉と関係のある、あらゆるものを考える
3.関連性を強制的に作る
4.アイデアは箇条書きにする
❤賢人会議発想法
1.自分だけの名言集をつくる
2.課題に直面したら賢人会議に相談する
3.選んだ名言について思いを巡らす
4.最も有望そうなアイデア、アイデアの組み合わせを選び、見直してみる
5.5分か10分、アイデアが生まれるのを待つ
❤人物を軸にした賢人会議
1.自分が尊敬するビジネスリーダーを3人から5人選ぶ
2.写真を壁の目立つ所に貼る
3.選んだヒーローたちについて勉強する
4.ヒーローたちの発言した、気にいった言葉をメモする
5.いざ課題に直面したときは賢人会議のメンバーに相談して、彼らがどんなふうにその課題を解決するか想像してみよう
❤オポチュニティサークル発想法
1.解決したいと思う課題を書き出す
2.円を描き、時計のように1から12までの数字を円の周囲に書き入れる
3.一般的な属性、あるいは課題に特有の属性を12個選び出し、円周に記した数字の横に書く
4.最初の属性を決めるためにサイコロを1つ振り、1~6までの中から属性を選ぶ
5.二つ目の属性を決めるために、サイコロを2つ一緒に振り、出た目の合計数字で属性を選ぶ
6.選び出された2つの属性を最初は別々に、次に一緒に考えてみる
7.連想した結果と課題との間に関連を探す
・どんな連想ができるか?
・それぞれの連想から何を思い起こすか?
・連想からどんな類推をするか?
・連想と課題の間にはどんな関係があるか?
・何か新しいひらめきがあったか?
アイデア・バイブル 創造性を解き放つ38の発想法 [ マイケル・マハルコ ]