河内長野写真倶楽部

2011/10/01(土)17:54

長崎は今日も秋晴れだった・・・長崎駅周辺編

旅・鉄道・ちょっとおでかけ(416)

市電を長崎駅で降りて、西坂の日本二十六聖人記念碑へ。日本二十六聖人は、慶長元年(1597)12月19日、 豊臣秀吉の命令によって長崎で処刑された26人のカトリック信徒です。日本でキリスト教の信仰を理由に最高権力者の指令による 処刑が行われたのはこれが初めてであり、 後にカトリック教会によって聖人の列に加えられたため、 彼らは「日本二十六聖人」と呼ばれることになったそうです。 よく見ると、小さな子どももいるのですね。 12歳の聖ルドビコ茨木と、13歳の聖アントニオの2人です。2人の叔父パウロ茨木・レオ烏丸と殉教した聖ルドビコ茨木は、 「わたしの十字架はどれ?」と尋ね背丈に合わせて準備されていた 自分の十字架のもとに走り寄ったといわれ、 十字架の上では縛られた体と指先を動かし、 「パライソ(天国)、イエス、マリア」と言って喜びを表したといいます。隣の聖アントニオは、 長崎出身で、西坂の丘で涙を流し出迎えた両親に、 微笑みながら「泣かないで、自分は天国に行くのだから」と慰めたといいます。隣にいるペトロ・バプチスタ神父に「神父様、歌いましょう」と テ・デウム『感謝の賛歌』を歌う中を槍で刺され殉教。 なお、昭和25年(1950)にローマ教皇・ピウス12世(ピオ12世)により この地をカトリック教徒の公式巡礼地と定められています。 隣のガウディ風の教会は、「日本二十六聖人聖フィリッポ教会」(西坂教会)で、 二十六聖人の一人、メキシコ人聖フィリッポ・デヘススに捧げた記念堂です。 双塔の一方は、神からの、お恵み、罪の赦しを招き受け入れられるよう、 もう一方は、庶民の、願い、感謝、賛美、奉献が、天に、神に届くよう、 高くそびえています。  ちょうどお昼になったので、長崎チャンポンの店を探しました。 バスターミナル裏にある大きな皿うどんが目印の飛龍園さんへ。 ちゃんぽんにするか、皿うどんにするか迷ってしまい、結局両方頼んでしまいました。 あいかわらず優柔不断な私・・・つづく 

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