テーマ:ココロ(1187)
カテゴリ:生き方
村上しいこさんの「うたうとは小さないのちをひろいあげ」を読みました。
短歌を作るクラブの話ですが、いじめから引きこもりになった少女を救う話でもありました。 ちょうど、短歌に興味を持ち始めていたので、読むきっかけにはなったのですが、とても心温まる話です。 言葉の暴力ということが頻繁に言われた時代があったのですが、最近、疑問におもうようになりました。 言葉は人を傷つけるけれど、実は受けとるときに傷ついているのではないだろうか? もし、その言葉をラケットで打ち返すことができたら… そんな風に思い始めtたのは、人が発する言葉は、実は自分へのメッセージだと知ったからです。 昔、「感謝しなさいよ。」と、頻繁におっしゃる方がいたのです。 ある日、その方がいつも不平不満ばかり言われていたことに気づきました。 その時、私はその言葉から見事に解放され、言葉がいつも自分に向けられているものではないことを実感しました。 最近、「優しい」という言葉を聞くことが増えました。 そして、本当に優しいのはその人自身なのです。 だから、人が発する言葉は、その人のもの。 素敵な言葉を拾い上げ、自分へのメッセージに変えれば、きっと世界はやさしさに満ちあふれていくのではないかしら。 短歌がいいなと思うのは、言葉の広さを教えてくれるからです。 言葉を客観的にとらえられたら、随分、生きやすくなるのではないかしら。 少なくとも 今、私自身がそう感じ始めています。 にほんブログ村 別窓で開きます お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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